Precious Precious

　3連休最終日、岩手県は大雨で交通網があちこちマヒしています。そんな中、車を南に走らせて宮城県栗原市（旧栗駒町）のたいむカフェさんに行きました。仙台のガネッシュで紹介されており「新茶の紅茶」が飲めるお店でずっと行ってみたかったの。サイトの「アナログな案内」どおり、無事にたどりつけました。かなりのどかな場所にあります。（つまりいつもの言い方だと「何でこんな所に」）





　こじんまりしたお店かと思いきや、吹き抜けの開放的な店内。１階にはおひとりさまにぴったりな大テーブルがあるし、2階は落ち着いた雰囲気でどこに座るかだけでも相当迷いました。わたしはお店全体が見渡せるような席に座るのがすきです。

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　メニューは「新茶の紅茶」のダージリンとアッサムを始め、何種類かのアレンジティーやコーヒー、アルコールも充実しています。茶葉とコーヒーは販売もしています。フードはケーキだけでなく、あんみつにワッフルにピラフにパスタにトースト…とこれまたたくさん。最近甘いものを食べ過ぎなので「パニーニのベーコンサンド」と「ラムミルクティー」をお願いしました。ラムミルクティーはガネッシュでもよく飲むし、冬には自分でも作るほど好きなのです。




　このカップ＆ソーサーがとても素敵。宮城県の陶芸家によるもので、店内販売もしていました。手や唇に伝わる温かい感触は、洋食器にはないものです。お味はもちろん絶品で添えられたハチミツを加えるとマイルドな味に変わってこれはビックリでした。




　生のトマトとトマトソースがたっぷりのパニーニもそれはそれはおいしくて、付け合わせのにんじんサラダがまた最高でした。あっという間に食べ尽くしてラムミルクティーを飲むとこの上ない幸せ。このお茶には甘い食べ物にしなくて正解でした。

　和の手仕事を扱った雑誌が置いてありました（名前を忘れてしまった）。何気なく手にとったら葛飾柴又の特集があり、シックなお店でアタマの中は寅さん一色になりました（実は出発する前「男はつらいよ・葛飾立志編」を見て来た）

　トイレがまたハイセンスでした。うちの部屋より広くて（笑）しばらくぼけーっとしてしまった。

　


　新茶の紅茶が飲めるお店を少しずつめぐっています。盛岡2件、一関1件、そして今回の栗原1件。このお店はうちから車で20数キロで、夫の実家に行くより近いことがわかりました。途中産直もあるし、今度は天気のいいときに「栗原田園鉄道」の車両を見ながらまた行ってみたいと思います。