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カテゴリ:紅茶を愉しむ
Tsukuking-Teaさんのセイロン紅茶、今日はルフナの味わいをご紹介します。
今年はなぜか、ルフナにちゃんと向き合って飲みたいと思っていました。これまで飲んだのは数回。ほとんどが紅茶教室で、うちではお試しセットについてきたものを1回飲んだだけ。スモーキーと言われるルフナですが、どうも「おがくずのにおい」というイメージが強くて美味しいと感じたことがありませんでした。 紅茶のお店でもハイグロウンについては茶園ごとにたくさん種類がありますが、ルフナは見かけないことも…しかし、セイロン紅茶の総生産量の半分以上がこのルフナなんだそうです。主にロシアや中東に輸出され、日本にはあまり入ってきていないんですね。日本とその他の国では好みや水質が違うからだと思いますが、セイロン紅茶の中ではオークションで最高値をつけているそうなんです。低地で作られるルフナ、作り方や茶園のシステムも他の産地とはまったく違うようです。 ・最も重視されるのは外観。黒々としていること。 ・白い芯芽が多く入っているのが高価な印。 ・スモールホルダーという個人農家で他の植物と一緒に植えられ、摘んだ葉を工場に持ちこんで製茶する。 ・茶葉の等級は他の産地より細かく分類される。 (以上「そんな紅茶で満足ですか」末広美津代著より) 今回はニュービッターナカンダ茶園というところのもの。袋を開けて見ると、ディンブラやキャンディの場合は袋に赤銅色の粉がびっしりついているのに対し、ルフナにはありません。本当に黒々とした茶葉。そしてダージリン並みに大きい。(等級はフラワリーオレンジペコー) 2分半蒸らしていれてみました。むせ返るようなおがくずのにおいはしません。ストレートでも飲みやすいです。強すぎない程度にスモーキーさが感じられます。表現がむずかしいのですが、飲み込むときに舌に細かい粉がまとわりつくような感じ(漢方薬を飲み込むときみたいな)。強い香りはあまりありません。これが繊細さを好む日本になじみのない理由だと思われます。でもこのルフナは「よくこんな飲みやすいのを見つけたなあ」という印象です。(数回しか飲んでないのにエラそーな)きび砂糖を入れてみたらこれまたおいしい。 牛乳も入れてみました。煮込んだミルクティーじゃないのに、どっしり感があります。ハチミツで甘くするとよりおいしいです。中東ではこれでもかと砂糖を入れたり、蜜の固まりをかじりながら飲むんだそうです。個人的には飲み込むときの「けむけむ感」がミルクティーにすると引き立って、アッサムのミルクティーよりコクがあるなあと思いました。 今度はもっと濃くいれてパンチを出したいです。Tsukukingさんはルフナで作ったバナナのアイスミルクティーをご紹介しています。これまた美味しそうだ。お茶請けは…黒糖まんじゅうなんか絶対に合いそう! セイロン紅茶専門店 Tsukuking-Tea サイトはこちら 店主さんのブログはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.21 15:37:02
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