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カテゴリ:ピアノ・音楽
6月から行くと決めていた、待ちに待った演奏会。小山実稚恵さんのピアノによるラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番です。アシュケナージのCDはその予習のために聴いていたのでした。
小山実稚恵さんは盛岡で育った方なので、非常に親しみやすいピアニストです。2年前にはオールショパンプログラムのリサイタルを聴きました。バラード全4曲を立て続けに弾いた強靭的な方です。バラードはアシュケナージの演奏が史上最高だと思っているのですが、小山さんのバラードも誠実で感動しました。その方が、私のハマりつつあるラフマニノフの第2番を弾きに盛岡に来るとあっては行かないわけにはいきません。 チケットは2階席を取ったのですが、これがベストポジションでした。真ん中よりちょっと左側でしたので、小山さんの両手がバッチリ見えました。 も~、最初の8小節で涙が出そうでした。あとは私の拙い言葉じゃ表現しきれません。生のピアノ協奏曲ってこんなにもいいものなんだ…ピアノ演奏が素晴らしいのはもちろん、弾いている姿も美しくて見とれてしまい35分があっという間でした。第3楽章の一番最後の音が鳴った瞬間、ものすごい拍手が沸き起こりました。会場中の聴衆がこの演奏会を楽しみにしてきてて、そして感動してるんだなあと思いました。いつまでも拍手が鳴り止みそうにありませんでした。 小山さんの出番はここまで。後半は東京都交響楽団によるリヒャルト・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」。これは知らない曲だったので、難し過ぎました。ラフマニノフで燃え尽きてしまったし、しかも40分強の演奏。やっぱりオーケストラだけってのは自分にはまだなじみがないようです。アンコールはブラームスのハンガリー舞曲第5番でした。 小山さんファンなのに知らなかったのですが(何でも「そこそこ」ファンの私)2年前から壮大なプロジェクトを進めているようです。2017年までの12年間24回の「色」をテーマにしたリサイタルで、すでにプログラムが全部決まっているのです。近いうちでは来月仙台で6回目のリサイタルがあるそうです。ショパンのプログラムはソナタ第3番。もっと気になるところだとベートーベンのソナタ「テンペスト」が入っています。パンフレットに全24回の演奏曲目が書いてあるので探しました、バラード第4番。2012年の第14回で演奏するようです。テーマの色は「黒」。(会場どこなんだろ…まさか福岡)でも別のコンサートでもわりとバラード全曲演奏ってやっているようなので、また聴けると思います。実は5月にも盛岡に来ていたのですが平日だったので行けませんでした。今回ちょっと調べたらスケジュールに詳しいファンサイトもあったので、気をつけて見てみようと思います。本当は指揮者に真っ先に触れるべきなのに、自分の目的はあくまで小山実稚恵さんなのでごめんなさい。 コンサートって服装から会場に向かう姿勢からその前後に行くカフェまで(笑)すべて特別な気分になれます。 というわけで、次はコンサートの直前に初めて行ったカフェの話です。 Sony オフィシャルサイト ファンサイト ファンサイト管理人ブログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.15 00:31:09
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