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カテゴリ:ピアノ・音楽
最近気になっている番組です。ドラマ仕立てに名曲を解説していくというもの。真面目な(フリ?)筧利夫演じる探偵事務所所長がいい味出しています。これはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番にハマり出したころ知ったもので、それをテーマにした番組があり、しかも村主さんが登場するというので再放送を楽しみにしていたら台風情報で流れたっきり、まだ見ていません。ちゃんと見出したのは先週の「展覧会の絵」からで、今夜はリストの「ラ・カンパネラ」。ピアノは何と小山実稚恵さん、まだ先月のラフマニノフの興奮冷めやらぬ私なのでものすごく楽しみでした。
まず「ラ・カンパネラ」について 【以下番組公式サイトのブログより】 『天才ピアニスト・リストは、実は、生涯3回「ラ・カンパネラ」の作曲をしていることは、ご存知でしたか? 最初は、リスト21歳のとき(1832年)。超絶技巧がアクロバットのように展開されます。これは、「聞かせるためではなく見せるためのもの」といわれるほど、超絶技巧の極地の曲でした。 その後、リストは、30歳前に、この曲を作り直します。 一瞬の熱狂よりも、後世に自分の曲を残したいという思いに駆られたといいます。 しかし、2曲目は、まとまりすぎて、面白味がないと感じたリストは、40歳のときもう一度書き直します。 これが、現在、一般に親しまれている名曲「ラ・カンパネラ」です。 組では、ピアニスト小山実稚恵さんが、この3つの「ラ・カンパネラ」の弾き比べに挑戦しました。本邦初公開(?)といってもいい試みです。 それは、天才ピアニスト・リストの葛藤と成長のあとを如実に物語っています。 小山実稚恵さんの迫真の演奏が迫ってきます。』 何と小山実稚恵さんが3つのバージョンを弾きます。しかも語りつき、演奏はほとんど手がアップです。曲を作ったリストが弾けるのはまあもちろんだとして、難しいといいながら難なく弾く小山さんの手に釘付けになりました。客席から見る小山さんはとてもやわらかくしなやかな雰囲気が強さをまとっているように感じられていましたが、アップに映る指先を見るとものすごい強さを感じました。小山さんの指の動きがすごすぎて、私の頭の中で指に音がついていけませんでした。何気なく耳にしてきた曲はこんなにも難しいものだったんですね。番組ラストには通しの演奏。感動というより衝撃でした。 話の展開は、「余計なことをしゃべりすぎてスポーツの実況を外されたアナウンサー」に、リストがなぜラ・カンパネラを何度も書き直したのかという謎を筧所長が明かしながら「主役は選手、そして試合。実況は観客に感動を与えるために選手を引き立てるものであり、小手先の話術だけでは感動は伝わらない」と気づかせるのです。ってここまで書くとその次言いたいことわかるでしょ。フジテレビのポエム塩原に言ってやりたい。昨日今日のF1実況も最悪でした。レース中ずっとコイツの叫びを聞かなきゃならないんだからついには「消音」にしちゃいましたよ。(今回は地上波の担当だったので、スカパーのまったりした実況解説にホッとした次第です)フィギュアスケートは音消すわけにいかないし、お願いだから自己満足の実況ごっこはやめてほしい。と強く強く感じいたしました。(って何で皇室口調?) ということであらためて小山実稚恵さんのすごさを知りました。名曲探偵アマデウスオススメです。早くラフマニノフの再放送見たい~(ピアノは中村紘子さんだそうです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.13 00:17:40
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