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カテゴリ:紅茶を愉しむ
半年ぶりに盛岡の紅茶教室ステップアップクラスに参加しました。講師の先生は今月インドはダージリンに行ってこられたばかり、新鮮なインドのお話をたくさん教えていただきました。
会場に着くなり、あいさつもそこそこに野菜のみじん切りを命じられました(笑)来た人から次々にみじんぎりやスパイスの計量、お米のセットなどをしています。私はほとんど面識のない人の中でいきなりニンニクと生姜のみじん切り担当。まずはカレーを煮込み始めてからゆっくりお話ししましょうという流れでした。 インド旅行の報告ということで、「ダルカレー」という豆のカレーを作りました。野菜は玉ねぎ、トマト。そしてたっぷりのレンズ豆とひよこ豆(先生がインドで買ったものを煮て準備してくださいました)。スパイスはクミン、赤唐辛子、ローリエ、ターメリック、チリパウダー、ガラムマサラ、コリアンダー、シナモンスティック、カルダモン、クローブ。私が切ったニンニクと生姜は野菜か?スパイスか?材料が多いので面倒に思えますが、作り方自体は炒めて煮るだけですので計量さえちゃんとすれば簡単です。先生もおっしゃっていましたが、1回しか作らなければえらく高価だけど、材料がそろっていればいつでも手軽に作れます。スパイスは一気に入れたのではなく、シナモンとカルダモンとクローブはバターで炒めて香りを出してから鍋にいれました。 炒めたあと、水を入れて煮込み始めたら、先生がインドからお持ち帰りしたお茶をいれて楽しいお話の始まりです。 始めにいただいたのは10月に摘みたてできたてほやほやのダージリンオータムナル。有名なジュンパナ茶園のものです。実際この茶園に行って茶摘みをされたそうです。まだセカンドも飲んでいないのに(ガネッシュの船便待ち)もうオータムナルがいただけるなんて。葉っぱはまだ青青した部分がありました。14人くらい参加者がいるうちラッキーにもポットに茶っぱを計っていれる役をおおせつかりました(たまたま先生の隣にいただけ)。 とってもお話が楽しい先生なので、蒸らしながらかなり時間が経ちましたが3分とか時間を決めずにしっかりジャンピングさせて沈むのを待つっていういれ方なようです。ガラスのポットでいれているので、茶葉の様子を見て判断します。だから砂時計やストップウォッチが要りません。 これがオータムナル。何て甘いんでしょう。渋みはほとんどありません(有機栽培なので渋みが弱まってしまうんだそう)。まろやかで上品でとっても美味しい。 この間先生のインド話はずーっと続いています。もう1種類お茶を飲みましょうということでシーヨク茶園のセカンドフラッシュ。こういう入れ物も新鮮です。たっぷりのシルバーチップが入っています。芽は汁が出にくいので葉っぱと発酵しても色が白いままなのだとか。9月に摘まれたものなのでギリギリセカンドだそうです。チップがたくさんなのでこれまた甘くてさっきのオータムナルよりまろやかです。新鮮な紅茶ってホントに美味しい。 美味しいお茶に楽しいお話であっという間にご飯が炊きあがり、カレーもいい具合になりました。お腹もすでにぺこぺこです。仕上げをしつつ、カレーのおとも・チャイを作ります。 手鍋に水と1.5倍の牛乳、これまたインドから直行のアッサムCTC。スパイスが混じっています。これにたっぷりの生姜スライスとブラックペッパーを何粒か。 カレーにはほうれん草とミントのピューレをトッピングしていただきます。 辛さが抑えられていてとっても美味しい!初めて気づきました、ルーで作るカレーは次の日までカレーの味がして胸焼けしてしまい、あまり積極的に作ったり食べたりしないんです。スパイスで作るサラサラしたカレーは胸焼けしない!これなら3食カレーでも平気なわけだ。全員おかわりしました、もちろん私も。 そしてチャイについて衝撃的なことを教えていただきました。すでに茶っぱにはシナモンなどのスパイスが入っていて、あれだけ生姜やコショウを入れたのに、スパイスのクセのある味はほとんどしないんです。本場インドのチャイってよく日本で飲む漢方薬とか胃腸薬みたいな味ってしないんですって。すでに家でも何回か復習しました。スパイスチャイは自分で作るのが一番。甘味をつけるのがポイントです。 あっという間の2時間半。茶園に向かう途中高山病にかかったこと、飲むのに苦労したバター茶、デリーの子どもたち、市場、チャイ屋。生のインド話はなかなか衝撃的でした。最後に先生からジュンパナ茶園のおすそわけをいただきました。これは11月1日紅茶の日にいただくことにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.30 23:12:53
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