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「さとうきび畑の唄」を見た。
アフガンかイラク攻撃のときだったか、広島に一人で行ったことがあった。自分の進む道がまったく分からなくなっていた時期。 広島駅から帰る前、駅から原爆ドームまで歩いた。 そこで、平和を願う子どもたちのメッセージが添えられた千羽鶴がたくさんあった。何ヶ月か前、ここで千羽鶴が何物かによって燃やされた。 そして、目の前の平和の千羽鶴はガードがされていた。 涙が込み上げてきた。 原爆で死んだ人たちの気持ちやその家族や知り合いのことを思う と、自分は他人事すぎる。自分のもっている虚無感や悩みなど、 無慈悲な爆弾の中にもまれた彼らになんてことはない。 平和ぼけな自分にさらにむなしくなっていた。 少し歩くと、 「二度と繰り返しませぬ」 の石碑。彼らの命の声が残る石碑を見つめながら、 戦争がアジアで起ころうとしている現実を思うと、 広い公園にあるその石碑の前で、一人、悔しさに頬が濡れた。 そのときの感情が、今日のドラマで思い出さされた。 アフガンやイラクは依然平和とは言えず、 世界各地では内戦が続く。 中国でのアジアカップでは、反日感情から、日本国歌斉唱に ブーイングの嵐。 今の世界平和の均衡が崩れるとき、またも戦争の時代が来るだろう。 遠い未来ではないかもしれない。 そのとき、自分はどこにいますか? なにをしていますか? 人は殺せますか? もしかしたら、戦争に行っているかもしれない。 もしかしたら、断固反対しているかもしれない。 未来の日本は自分たちにかかっている。 ただ、自分は何をしたらいいか分かっていない。 未来の自分は自分にかかっている。 ただ、自分は何をしたらいいか分かっていない。 どこに進めばいいのか、方向が分からない日々がまだ続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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