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2004年08月08日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
中国は1985年ごろからの「愛国教育」により、抗日精神が今の
若い世代に浸透しているという。
スポーツの世界で、日の丸を焼いたり、公使の乗っている車の
窓ガラスを割ったり、国歌斉唱の際にブーイングをするという
行為が昨日見られた。非難すべきことではあるが、同時に彼らには同情する。
私の知る中国人は、勤勉で、賢く、優しい人たちが多いのに
なぜあのようなことになるのか。
教育によって、彼らはあのような行動を取るようマインド
コントロールされ、その結果、世界のに中国という国家の
印象を「民意が低い」と思わせていることにも気づけない
人々にされてしまったからであると私は見ている。

確かに、日本は中国での虐殺や従軍慰安婦の問題は当時あった
だろうと思う。それが事実だということは私は否定しない。
日本政府として、補償をし、謝罪すべきだ。そのことに対しては、
過去に、形では日本政府はやってきた。日本からは今もなお多額
のODAが中国に渡っている。相互の経済協力も活発である。
最近では、ヨーロッパなどにならい、東アジアの自由貿易圏を目指
して政府間では話が進んでいる。世界の中では、WTO加盟や、北京
オリンピック開催など、表舞台に立つような国家になりつつある。
なのになぜまだ戦後60年経つ今もなお、あのような態度なのか。
経済は政治は変わってきていても、教育は変わっていないから
ではないか。

国家をまとめるためか、理由はよくわからないが、
中国政府は、今回に見られる多くの中国人が育つような
「愛国教育」という姿勢で、日本侵略の事実を教えてきた結果
である。
もちろん靖国神社参拝や、領土問題などで日本に不満を持つ
気持ちはあるだろう。今の日本政府のあり方も考えものだ。
だが、他の国家へのそこまでの憎しみは、何を生むのだろう。
個人への憎しみは理解できるが、相手は国家である。その当時の
当事者でない若い世代がお互いに過去にいつまでも根に持って
いてどうなるのだろう。そのことが国益につながるのだろうか。
しかも、昨日は、相手は日本人のサッカープレイヤーや
サポーターであって、日本政府ではない。政府関係者は大使など
はいたが、何人かにすぎない。
政治と個人レベルの交流とを混合する人々を育てた教育。
たかが一人の日本人ではあるが、心配だ。今の中国の教育は今後の
中国の発展に少なからずの足かせにもなるのではないかと危惧する。

中国は、このままでいくと何十年後には、世界をリードする国家に
なるだろうと言われており、恐らくそうなるだろう。
超大国になる中国がもしこのままだと、世界はどうなるのだろう。
今のアメリカは利己主義だとか、奢りを感じると言われているが、
中国が今のアメリカのような力を世界で持つことになれば、
一種の脅威である。

中国が今のままのような教育を続けると、
昨日スタジアムで他国を殺すとまで叫んでいた、赤い
群衆の中に、次なる戦争の火花が見えてきてならない。

今後、中国の教育が見直されることを強く期待する。日本として
は、教育による植え付けられた中国人の今の感情を充分理解し、
彼らの気持ちを逆撫でしない政治を行うことを切に願う。有事法案
うんぬん以上に、中国とうまくやっていく政治を行うことが平和
づくりに深く結びついているように思う。







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最終更新日  2004年08月08日 14時04分36秒
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