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2005年02月15日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
山田洋次 監督
藤沢周平 原作
長沼六男 撮影

真田広之 宮沢りえ


日本人としての美しい生き方を見せられた。
男として、女として、母親として、父親として、子として。

山田洋次監督のはじめての時代劇作品ということだけど、
たまに現代風だなぁというシーンや台詞などがあるだけで、
とても初作品には思えなかった。
構想10年、時代考証1年以上というだけあるのだろう。

さて、自分の身のことになるが、
これから美しく生きていけるだろうか。

最近は、同僚たちの活躍がよく耳に入る。
紙面を飾る同僚も多くなってきている。
駅のポスターをみると、あるイベントの記者会見で同席した
同世代の彼が、数年見ないうちにある団体の代表になり、
講演会のパネリストとして、名を連ねていた。
ほかには、500万とも1000万近くともいう月給をもらうとも
いわれる会社に卒業後入り、都内に自分で一等地のマンションを
借りて一生懸命働いている友人の話も聞いた。

彼ら、彼女らの状態がうらやましくないというと
うそになる。では、自分は地位や名誉などがほしいのか、
それだけなのか。そう考え込んでいくと、根本的に
自分自身に欠けている部分が浮き彫りになる。
その状態まで辿り着いた努力。
その状態のままいること、また、それ以上の状態に持ってい
く努力。
二つの努力が、ひたすら輝いてみえる。

さらには、地位や名誉をどこかで掴みたいと思っている
自分が去年から今年になって徐々に出てきていることを
感じる。
愚かだ。

社会や大衆が動かす浅はかな潮流に身体を投げ出し、
流れを作る側にいるのかもしれない。
両岸で静観するごく一部の尊敬すべき方々の声が心まで
今の自分に響かないのはどうしてか。
この、たそがれ清兵衛のメッセージが自分のものに
ならないのはどうしてか。


夢がないからか。


独りだからか。


不幸せではなく、幸せだ。
でも、このままではやっていけない。
先が見えなさすぎる。

夢さえあれば、地位や名誉に目もくれず、
それに向かう努力、その傍にある笑顔と愛。
家族と友人。そんな美しい生き方が待っているのだろうか。


焦りが日々増大していく。




以下は、映画の結末について。



余吾善右衛門が死んだとき、「目が見えない」と言った。
これはどうしてか? 毒薬か?とも思った。はじめから
死ぬつもりで自分で毒を盛って、清兵衛と戦っていたの
だろうか。それとも、単に無理がたたったのか。
結末の解釈を人はどう感じるのだろう?





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最終更新日  2005年02月24日 14時26分29秒
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