暖かい炎に 包まれて
炎はやがて 消えていく
暗がりに 独り
明日こそはと 毎夜思うだろう
同じところに 戻らないために
いつまでも 声の出ない叫び 壁に乱反射させないために
眠れない夜もある
誰かに会いたいときもある
独りが恐いときもある
明日が来なくてもよくても 明け方には鳥が鳴く
なにもしなくても 何かしてもやってくる闇に
くすぶる残り火に 小枝を当て 炎を灯す
暖かい炎は 一時の慰めに
やがて夜が戻る
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最終更新日
2005年02月27日 17時43分59秒
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