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カテゴリ:BALL PARKへ行こう!
いよいよ当日になりました。
12時の飛行機で羽田に向かうため、9:47の苫小牧行普通列車にまず乗ります。 で、大抵新札幌で乗り換えるんだけど、今回は北広島乗り換えだと、JRのサイトが言ってるので北広島まで乗ります。そこでエアポートに乗り換え、あとは終点まで。 飛行機に乗る手順を、頭の中でシミュレーションしながら。 空港駅に着くと、特に迷うこともなくANAの搭乗手続きエリアに、足が勝手に向かった。 心に不安はあっても、体は自信満々だ、こりゃ。 搭乗まで1時間以上あったけど、手荷物検査は早く済ませるに越したことないので、とっとと手荷物検査を受けてゲートの中に入ってしまう。 これもいつも通り、すぐに取り出したいために普段から身に着けているウエストポーチやカメラ、スマホなどのこまごましたものを入れている小さい手提げなどを一番大きなボストンバッグに押し込んで、1回で済むように。 忘れてないじゃーん。 忘れてなかったおかげでスムーズに検査を終え、搭乗が始まるのをトイレ行ったり売店で弁当買ったりしながらのんびり待つ。 空の上でいただくお昼ごはんも、いつも通りの佐藤水産で。 搭乗が始まって、飛行機に乗り込んだら、これまた迷いなく荷物を前の座席の下に押し込み、ゲートを入ってから買ったお茶のペットボトルを座席の背のポケットに突っ込んで、シートベルトを腰の低い位置でしっかり締める。 そしてTAKE OFF! およそ1時間半後、何事もなく飛行機は羽田空港へ。 「最終の着陸態勢」に入った頃、一瞬だけ軽い頭痛がしたけど、まあ気圧の変化のせいだろう、と薬を飲むなどの対応はせず。案の定地上に出たら治ったし。 預けている荷物はないので、すぐに到着ゲートを出る。 これもいつも通り。 そのあとも、スマホのナビゲーションに頼ることなく、確かこっちにトイレがあったはず、など思い出し思い出ししつつ、天井などの表示を見ながらこっちだな、こっちだな、とスムーズに京急のりばへ。 ちょうど横浜直通のが来てて、余裕で座れた。 ここまでミスなし。 快復してんじゃーん。 横浜駅でJR根岸線に乗り換えるのもスムーズに行って、関内に到着。 還って来たぜ! 南口から出て、逸る心を抑えつつ、通い慣れた横浜公園への道を急ぐ。 やがてハマスタのY字の照明塔が見えて来て、「ただいま」と呟いたら泣けて泣けて仕方なかった。 横浜は陽射しが強いからと思って、先日買ったいちまんえんのサングラスかけててよかった。 このババァなに泣いてんだ気持ち悪い、とか思われなくて済んだ(多分)。 薬が溶けるといけないので、何はさておきホテルに直行、フロントにお願いして冷蔵庫で預かってもらうことにした。 部屋に入れるようなら部屋の冷蔵庫に入れて行こうと思ってたんだけど、アーリーチェックインにもあと数分早かった。残念。 財布とカメラとチケットとスマホだけ持ってる状態で行きたかったから、着替えなどのかさばる荷物も一緒に預け、引き取り証を2枚もらう。 この時点ではまだ、自分が何号室に泊まることになるのかわかってない。 引き取り証をチケットを挟んでいるのと同じファイルに挟んで、なくさないよう開口部を下にして手提げに入れ、いざ、ハマスタへ! 真っ先に向かったのは、もちろんグッズショップ。 ベイ友へのおみやげや自分が日常使いしたいグッズなどここぞとばかりにカゴに入れて、レジで支払いして財布の中を見たら、紙のお金が、野口さん3名しか残ってない。 ピーンチ! 慌ててホテルの向かいのローソンに駆け込んで、北洋銀のカード突っ込んだら反応してくれたので、ブルペンで待機していた福沢さん2名に緊急登板を願う。 コンビニでお金おろせるようになっててよかったー。 せっかく持ってきたユニもホテルに預けた荷物の中なので、ショップにとんぼ返りして山口俊のビジターのレプユニを買う。 私としては、来年の交流戦が札幌ドームだからその時にどすこいが登板して完封勝利をあげてくれれば、という想いだったんだけど、横浜の人にそんなの伝わるわけもなく、レジのおねーさんに「山口投手のでお間違えないですか?」と確認されてしまった。 まあね、どすこいは先発に復帰したわけだから、井納がスターターである今日の試合では投げないもんね。 「?」と思われても仕方ないわな。 おみやげやら何やらでぱんぱんのショップの袋を持ったまま、入場列に並ぶ。 自分の席を探すのだけ、いつも通りちょっと迷ったけど、まあ、想定内。 試合開始ぎりぎりまで両側誰も来なかったので、始まる前にトイレに行っておく。あとジェット風船買って、ベイスターズのことしか書いてないタブロイド紙も買って、飲み物買って。 弁当はなんか買いそびれた。 試合の時間が迫って来るとだんだん席が埋まりだし、私の右隣にはなかなかの暴れん坊なちびっ子が、左側には大洋の田代ユニ着たおっちゃん(といってもカープ先発黒田と学年一緒って喋ってたから恐らく私よりは年下)が座った。 カープのベンチ入り選手 暴れん坊は何度お父さん(多分)に指導されてもバットコントロール(この場合のバットは応援用のメガホンバットね)が直らず、足癖も悪くて何度か蹴っ飛ばされた。ベイスターズのベンチ入り選手 まあ、ベイスターズの応援を一生懸命していることに免じて許してやろう。結構痛かったけど。 この日のハマスタは「勝祭(かっさい)」といって、球場全体お祭りムードでやろう、という日で、選手の顔を模したお面とか売ったりしているんだけど、田代ユニのおっちゃんは自分で似顔絵を描いた筒香のお面を持参していた。 これが激似。 おっちゃんの顔はさかなクンにそっくりだったけど。 試合は息詰まる投手戦の様相。 4回までゼロが並び、5回にお互い1点を取り合った後また9回までゼロ行進。 延長戦となった。 私はハマスタの目の前に宿とってるから当たり前なんだけど、延長戦になってもほとんど誰も帰らない。 ちびっ子は眠そうだけど、それでもベイスターズを信じて頑張っている。 おばちゃんも試合終了まで頑張るよ。 10回表を須田がビシッと抑え、その裏の攻撃。 替わった薮田から桑原が単打を放ち、続く石川がきっちり送りバントを決め、梶谷が四球を選んで一死一・二塁。 ここで打席には、我らがヒーロー、筒香嘉智! 否応なく高まる期待。 スタンドで応援するファンのボルテージも最高潮だ。 そして、放たれた打球はライトのフェアゾーンで弾む。 元気者の桑原がものすごい勢いでホームに還って来て、試合終了。 地鳴りのような、野太い歓声。スタンドのそこかしこでハイタッチ祭りが繰り広げられる。 グラウンドに目を遣れば、中継で何度も見た、水をかけられてずぶ濡れの筒香の姿が(笑) あー、幸せだぁ~。 野球の神様ありがとう、これでまた元気に腫瘍と闘えます。 ホテルに戻る前に、お金おろしに入ったローソンにまた行って、祝杯のドライゼロとか、薬を飲むための水など、色々購入。 ローソンの支払いはおサイフケータイにした。明日の観光のため、現金はなるべくとっておきたい。 フロントで荷物と薬を受け取って(この受け取った薬を部屋まで持ってく時に、少しでもひんやりさせておきたくてコンビニで買い物した冷たい飲み物が入ったレジ袋に入れたのを忘れてしまって、部屋についてからなまら探した)、やっとこさリラックスタイム。 薬と、水のペットボトルを冷蔵庫に入れた上でシャワーを浴び、濡れた体には28度設定のエアコンでも結構寒かったのでOFF。体が乾いたら30度設定にしてまたつけたけど。 ここでドライゼロのプルタブをぱきっ!と開け、鏡に向かって「かんぱ~い!」と独り祝杯をあげる。 ベイスターズが勝ったことと、脳腫瘍を乗り越えて踏んづけてハマスタに戻って来れたこと、両方の意味を込めて。 来てよかったなぁ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/08/15 11:02:18 AM
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