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カテゴリ:よりみち
堤防に沿った道は
まだ舗装もされていなくて 少し油っけの混じった潮の匂いがしてた 星を見上げては 同じようにこちらを見上げてる 誰かを想像しながら 犬の散歩するのが好きだった でも時々 同じ学校のませた男女が 手をつなぎながら歩いていたり 先輩連中が煙草をすっていたり そんな時は 何気なくUターンしたものだった 夜は そんな誰彼とぼくの間に 何か分からないけど 確かに何か 何かがあることを 教えてくれた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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