モンキー茶～坊のバナナ日記

先月末より、毎週水曜日の夜
”Antenatal Class （日本語だと多分母親学級？）”に旦那様と通うことにしました。
そこで出産に必要な情報・知識（主に呼吸法や出産時のリラックス方法などなど・・）を
学ぶことができます。
＊日本もこのようなクラスありますでしょうか？

この水曜日の夜のクラスは、NCT(National Childbirth Trust - イギリスの有名なチャリティー団体の１つ）主催のもので、
イギリス全国各地・地域ごとにクラスを見つけることができます。
但し事前に申し込みが必要（少人数制クラスのため）なのと受講費用が有料であるということが
普通の病院やGP・コミュニティー・センター主催のものと違います。
（私たちの場合、受講費用・２人で２００ポンド-約４万円＋チャリティー運営費３０ポンド-約６千円くらい払いました・・・でも受講費用は旦那様のお母様が払ってくれました！- ラッキ～）

知っている人もいれば知らない人もいるようなんだけど、
（私の場合は旦那様のお母様が昔このチャリティーで仕事をしていたため、お母さんを通じて知ることができました）
すぐにクラスがいっぱいになってしまうため、早目に申し込む必要があるようです。
私たちの場合もこのクラスを逃すと、次は赤ちゃんが生まれてからしかクラスがなかったため
ギリギリ間に合った！！という感じでした。

受講期間は週に１回・全部で７回＋赤ちゃんが生まれてからも４回クラスがあり
休憩時間には紅茶・ジュース＆クッキー（イギリスならでは）なども出ます。
あと、授乳専門カウンセラーによるクラスも１回あるらしい＝非常に楽しみ。
私の場合、予定日も近いので、生まれる前に全部７回受講できるかは微妙・・・・
でも、病院主催のものと比べると、少人数制なので、質問もしやすいし、
他のママさんとも話しやすいかな。
しかもより役立つ情報を得ることができる感じがします。

一番大事なのは他のママさんと会っていろいろ話すことができることだと思います。
一人で家にじーっといても、私の場合初産なので、余計いろいろ悩んでしまうだけだし。

で

先週のクラスのこと。

先週は女性のみの参加でした・・（旦那様どもは家で留守番ということで）

んで、何をしたかというと・・・

皆で”出産DVD"を見ました。

陣痛→赤ちゃんの頭が出てきて→ポ～ンと生まれるまでの生々しい映像でございました。

茶～坊の見ての感想はというと、

最初から最後まで感動しっぱなしでしたよ。（涙ぽろぽろ＋鼻ズーズー状態・・・）

茶～坊実はこのDVDを見せられるまでは、
正直言わせていただくと、出産する（赤ちゃんを産む）ことにかなり恐怖感がありました。
理由は私にとって今回は初産であること。
何が起こるか想像がつきません。
あと痛みへの恐怖感。（こればっかりは避けられませんからね・笑）
友達や周りの人を通じていろいろ話は聞いているものの、
”ものすごく痛い”というイメージだけが、頭の中を先行してて
”覚悟”とか”自信”とか、そういうものが全くありませんでした。
皆”大丈夫よ・大丈夫よ”って励ましてくれるのは非常にうれしいけど
それだけで恐怖感をとることはできませんでした。

でもこのDVDを見終わって・・・

”そんなに悪くはない。私にもできそうだぞ！がんばれそうだそ！”


という自信をもらった気がします。

他の何人かのママさんたちも同じような悩みを抱えてたようで
同時に”私だけじゃなかったわ”とほっ・・っとしました。

あと学んだのは
”お産は自然が一番”のような感じですね。
そのDVDでは、自宅でプールを使った”水中出産”が多かったけど、
殆ど何も（麻酔とかいろいろ）使わず、自然に産んでました。

イギリスでは”無痛分娩”はもう当たり前で、
いろいろな方法で痛みをとる（もしくは和らげる）ことが出来ます。
（麻酔・ガス・TENSなど・・）
私も最初”痛くなったらすぐ麻酔だわ！”とか勝手に思ってました。
今回お世話になる病院もほぼ皆にこの麻酔を進めているようです。

でも、そのDVDに出てきたママさんたちを見てみると
１００％全員・赤ちゃんを産んだ後、み～～んな笑ってて（感動して泣いている）
痛みは何処へやら・・・という感じ。
表情はもうくたびれ果ててましたけどね。

茶～坊今思うに、

すご～～く痛い。けど痛みに耐えた分だけ絶対そこに何かある！
痛くなくて済んだら本当に文句なしだけど、
あの痛みを経験してからこそ、強い母になれそう！な感じがします。
よ～～く考えれば
女性が出産で”こりゃダメだ！”と思ったら
世の中そんなに何人も子供を産む人は存在しないでしょう。

なので、茶～坊できるだけ自然に産みたいです。
麻酔等はもし本当に疲れ果てて、自分の体がこれ以上無理と感じたときのみ利用したい。

＊前に述べたNCTのサイトを見たい人はここをクリック（英語）