テーマ:おいしいお茶で一服を(79)
カテゴリ:お茶にまつわるお話
約ひと月前、ぎっくり腰の後遺症???らしき筋肉痛と戦いながら、岡山県の美作(みまさか)に行ってきました。 関東の小売店さんで、どうしても「地方の特色のあるお茶を売りた~い。」とおっしゃる方がいて、まずその第1弾として、地方の現存するお番茶の中でも、もっとも飲みやすい馴染みやすい・・・と、勝手に私が決めている、「美作番茶=作州番茶」の製造風景を訪ねたのでした。 お邪魔したお宅は、まだおじいちゃまおばあちゃまが大変お元気で、70歳を越えていらっしゃるとは思えない程はつらつと頑張ってお茶づくりをしていらっしゃいました。 案内して頂いた、地元の問屋さんの小林さんは、その社歴も大変古く、店構えも風情があり、地元の名士でもあり、かつ美作のお茶を守っていらっしゃるステキなおじ様でした・・・。(私から見ておじ様ですから・・・お年はご想像にお任せ^^) お番茶に使うお茶は、俗に言う「やぶ北」などの品種茶ではなく、昔ながらの在来種で、茶畑も茶園(生産ラインベースとして作られたもの)と言うよりは、ケイハン(畑を囲むようにしてある小さな茶園)で、昔から自分達の飲み茶として作られていたものを、少し多めに作って、京都や山陰地方に出荷していた経緯があります。 こうしたお番茶は以前は地方それぞれ特色があり、作り方も独特で、たくさん作られていたのですが、戦後、機械化が進み、緑茶の大量生産が始まると、販路拡大によって、その座を奪われ、また採算ベースの合わないお番茶は急激に陰を潜めてしまったのです・・・・・。(お番茶からすると、緑茶生産王国、我静岡が、諸悪の根源なのかしら・・・???) 今は、本当に自分達の飲み茶用に、作られる傍ら、少し余分に作り分けて下さる程度の量しか確保できなくなりました・・・。 町おこしなどで、市政が保護しているケースもありますが、ほとんどが、なくなりつつあります。 という訳で、 そこで、 【店長と私との話。】 私「楽天に出してみる?」 更に、という訳で、楽天市場オークションに提出決定! と、また更にその前にネーミング大募集! とっても、希少価値。とっても、飲みやすい!美作(みまさか)のお番茶です。 皆様から「ネーミング大募集!」しちゃってよろしいでしょうか? どうぞよろしくお願い致します。気長に待ってま~す。
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