カテゴリ:日常のあれこれ
ゴミ収集のある日は、起き抜けの寝間着のまま、あたふたと捨てに行く姿を見られてはならない!と、早起きします。
と、いっても、ちゃんと着替えて捨てに行ってそのまま始動、じゃなくて、4時ごろに目を覚ますとこそこそ寝間着で捨てに行き、とっとと布団に逆戻り……という行動ですが。 今朝は、いつもより目が覚めるのが遅くて、5時過ぎでした。 前夜のうちにまとめて置いたゴミ袋を持って外に出てゴミを捨て、新聞を回収し、一目散にぬくぬく布団にジャンプイン! この二度寝がたまらない~なんて、幸せな気持ちにすらなっていた私。 再びうとうとして、7時のニュースを見るまで忘れていました。 16年前の今日、布団の中で丸まってまどろんでいたちょうどその頃、何が起きたのかわからないまま、迫撃砲の直撃みたいな衝撃(あれは断じて「揺れ」なんてもんじゃなかった)を食らったのでした。 前の日まであった当たり前の風景が一瞬にして消滅することがあるんだ、と知る恐ろしい記憶。 いろんな価値が、もうどうでも良くなった気がしたあの日。 繰り返し、繰り返し、余震が続いて、建物がゆがんじゃって窓が閉まらなくなり、その窓からずううううっっと消防車のサイレンが聞こえて、ありったけ着込んで毛布を巻き付けていても、ただただ寒く、怖かったその夜。 身近で亡くなった人がいなかったから? でも、町が消滅するのを目の当たりにした衝撃は、相当なものでしたが……。 もう、忘れていた自分の健康な浅ましさに唖然。 そうでなきゃ、人間はやっていけないさと思い直して、さあ、今週も修羅場を乗り切ろう。 阪神淡路大震災から、16年です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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