カテゴリ:カテゴリ未分類
もうあと10日もすると、2011年もおしまいとなります。
こそこそと当方、年齢が1歳加算され、「中年」どころか「老年」もしくは「壮年」と呼ぶにふさわしいお年頃となっています。 1年1年が本当にあっという間に過ぎていくんだけれど、それがひどく連続的な感じがします。 劇的な境遇の変化もないまま、じわじわ体重が増え、白髪が増え、別に漫然と生きているわけじゃないけど、気がついたらこんな歳になってしまっていた、という感じ。 7年前にほんの一瞬、横浜のこのマンションで暮らしながら東京本社で一緒に仕事をした同僚は、この間に会津若松勤務を経て、この春から平塚勤務になって、また私と一緒に仕事をするようになりました。だけど彼女の方は、この間に結婚・出産をして母親になりました。大阪で親しかったほかの後輩の女性たちも、気がつけばほとんどが「お母さん」という別の存在に変貌してました。 人にはそれぞれ生き方があり、私は私でこの間の生き方を後悔する必要もまったくないんだけど、「あ~あ、私ってば、何やってたんだろ」と思わないと言ったらウソになるなあ。 横浜に来てから、私の方も、それなりには変わった。でもそれは、彼女たちのような「立場の変化」ではなくて、自分の中の価値の序列が変わったんだろうな。 大した仕事をしてるわけじゃないんだけど、でも仕事がらみの時間ばかりがけっこう楽しいんですなあ。それで、ほかのことに全然意識が向かなくなっちゃっている。 ブログから遠ざかったのも、「余裕がない」と言うより、別の方に気をとられて見向きもしなくなっちゃった、という感じが近いか。 そんな風だから、今までかなり長く親しくしてきたはずなのに、にわかに疎遠になる人も現れました。 私は、好き嫌いというか、集中が極端で、いつも目の前のことにばかり入れあげるタイプなので、そんな自分の興味の変動で、長く自分を包んでくれていた大事な人間関係をそぎ落としていくようなことでいいのだろうか、と思い悩んだりもします。 昨夜も、そんなことをぼそぼそ横浜に来てからの友人に漏らしたら「それはリア充ってやつだよね」と言われました。 なんだか気持ちが楽になった!! そうか、そうだよね。 今が充実しているのは、間違いない。だったら、もう、それ以上、なにを望む? 疎遠になったと感じる人とでも、本当に縁があれば、いつかまた、こちらも相手も近づいて話をしたいと思うだろう。 よそを向いて、新しく何かが見えた。その結果、自分が変わっていったのだとしたら、それを後悔する必要はないよな。 「大阪生活16年」とか、あまりに「変わらない」ことが続きすぎて、「ママになる」ほどじゃないにしろ、ちょっと変わっていく自分に戸惑ってしまってたのかも。 毎日、自分にウソなく、本気で、手を抜かず、やるべきことをやっている自負があるなら、それで今が充実しているなら、新しい自分を否定する理由はないさ。 過去の私としか親和性がないのなら、残念だけど、「卒業」なんだ。 はっはっは。 自分以外には、これ、何書いてるかわからんよね~。ま、2011年の覚え書きだからな。 というわけで、リア充な私、これからもあまり、このチャンネルには出てこないと思います。 が、そんな今の私でも、見ていてくださる方々へ。 私は自分なりに誠実に今を一生懸命生きてます。そんな今の私が必要とする表現の場は、とりあえずブログとかじゃないんだな、と思ってやってください。 では、ちょっと早いけど、良いお年を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|