テーマ:いじめ・・・(2)
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昨日、虐めについて自らの経験と反省、そして謝罪を日記に掲載しました。
そのまま週末までブログをお休みするつもりでしたが、あるお友達から促され夜にブログを開いてみたところ、そこにはとても数多くのコメントが残されていました。 俺はてっきり通り掛かりの方々がこの日記を目にして憤りの非難を浴びせかけてくるものと思っていましたが、書き込みされていたメッセージのひとつひとつを噛み締めながら読んでみると、どれもとても温かく心優しいものばかりでした。 虐めを許さない気持ちは誰もが共存する想いでしたが、俺や大切なお友達の事まで気遣っているコメントには恥ずかしながら感極まって涙が溢れてしまいました。 貴重なメッセージをお寄せくださった皆さん、本当に本当にありがとうございました! 本来ならばお一人おひとりに心を込めてお返事すべきなのでしょうが、正直言い訳してしまいそうな自分も否定できませんので、この場を借りましてご返信とさせていただきます。 まず、ふたつの誤解を解きたいのですが、ひとつめは、昨日『今週はブログを休む』と宣言しましたのは、決して過去への懺悔の気持ちからではなく、また現実逃避でもありません。 俺にとって虐めや非行や虐待は過去から延々と背負ってきたトラウマなのです。 昔からマスコミがこれらのテーマを社会問題として取り上げる度に、気持ちが沈んでいました。 今回もあの中学生自殺事件がクローズアップされていたことが原因でまたトラウマに苛まれてしまいました。 今、心の病を抱える俺にとって、ここ楽天広場はささやかなオアシスなんです。 年齢も性別も地域も考え方も異なる顔も知らない皆さんと知り合い、語り合うことで、これまでどれだけ励まされ背中を押してもらったことか計り知れません。 そんな皆さんに俺はこれまで、出来る限り素顔の自分で接してきました。 ですから、そのトラウマに苛まれている間は、皆さんと明るく楽しい対話などできないと思い、少し休息をいただこうと思っただけなのです(過去に何度かお休みしていたのもそれが要因でした)。 もうひとつの誤解、それは最近虐めについて日記を綴った大切なお友達が、その日記が原因で俺の過去を掘り起こしてしまったのではと思い込ませてしまったことです。 俺の過去の素行問題はとても深いものです。 そもそもは幼少期の頃に受けた母親からの虐待から始まりました。 母親は夫婦仲が崩壊していたせいか、事ある毎に俺の事を殴る蹴るの毎日でした。 真冬に裸で外に追い出したり、水風呂に沈められたこともあります。 見るに見かねた親戚連中の家を1ヶ月単位でたらい回しにされたこともありました。 不登校と校内暴力に走るきっかけとなったのは小学校4年生の頃でした。 以前から親が給食費を納入してくれなかったので、ある日から給食が差し止められたのです。 給食の時間になると先生は俺を外に出るように命じました。 それが数日続き、俺は学校へ戻らなくなりました。 その続きが昨日の日記なのです。 その後、当然のごとく一家は離散し、俺は自立生活が送れる様になりました。 そして今・・・家庭を持ち、子供にも仕事にも恵まれ、なに不自由ない生活をしているはずなのですが、心の闇の奥にはいつも過去の亡霊が取り憑いていました。 いつかは時が解決してくれるだろうと思い続けていましたが、何年経っても記憶は鮮明に刷り込まれていました。 話が大分逸れてしまいましたが、俺は過去のトラウマから逃れられなかったのです。 そんなある日、ここでひとつの日記と出会いました。 そこには虐めに遭うという自分の惨めな境遇をあからさまにし、それに立ち向かい、そして立ち直る姿が淡々と綴られていました。 衝撃でした。 そして俺は想いました。 これまで自分自身の中だけでひた隠しにし、押し殺してきたこの気持ちを思い切って公開し、懺悔することで過去からの呪縛から解放されるのでは・・・と。 そんな気持ちから、昨日の日記で恥を忍んで全てを明かしたのです。 一日が過ぎた今日、多少誤解はあったものの、俺は後悔はしていません。 皆さんからのメッセージを読み、お気持ちを感じることで、心の闇の扉が少し開かれた気がします。 過去に虐めてしまった方や、ご迷惑を掛けてしまった方々への謝罪と懺悔はこれからも続けていきます。 自分が少しでも社会の為に、人の為になれるなら、労力は惜しまないつもりです。 ただ、これからは過去の後悔につながる重い鎖だけは少しづつ少しづつ手放していきたいと思っています。 過去に関わってきた人々の為にも、家族の為にも、ここで出会った皆さんの為にも、そして何よりも自分自身の為にも、正しく前向きに生きることが必要なのだと実感しました。 虐めについての日記は今回限りにします。 しかし、もう一度だけ言わせてください。 『虐めと差別は人間として最低な行為である!』 皆さん、これからも是非よろしくお願いいたします。 "m(__)m" お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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