|
カテゴリ:電動チェーンソー
電動チェンソーの仕様をみると、たいていチェーンスピードが表示されている。このチェーンスピードと消費電力が、電動チェンソーの性能の目安になる。
私が使っているリョービCS3010Sは、チェーンスピード8.0M/S 。一秒間に8メートルだけチェーンが進むということ。消費電力は1150Wとなっている。1150Wを馬力に直すと、1150*0.00136で1.5馬力相当だ。 エンジンチェーンソーには、チェーンスピードは表示されないが、おおまかに計算してみよう。 エンジンチェーンソーは、クランクシャフトとスプロケットが直結なので、1回転でスプロケットの刃数だけソーチェーンが進む。スプロケットには2コマに1つソーチェーンが噛み合う。 チェーンピッチが3/8だとすると、スプロケットの刃ひとつで、3/8*25.4(インチをミリに)*2=19.05ミリだけチェーンが動く。 仮に、エンジンの回転数を10000、スプロケットの刃数を6とすると 10000*6*19.05/1000(メートル単位に直す)/60(秒単位に直す) =19.05M/S 式を簡単に整理すると、 チェーンスピード= エンジン回転数*チェーンピッチ*スプロケットの刃数*0.0008467 ちなみに私のポーランチェンソーでは計算上は、 13500*7*3/8*0.0008467=30.00M/Sになる! まあ、最高回転で連続使用はしないし、負荷がかかれば回転も落ちるので、このとおりとはいかないまでも、参考にはなる。 いかに電動にくらべてエンジンチェーンソーのスピードが速いかわかる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[電動チェーンソー] カテゴリの最新記事
|