NANAKOROBI YAOKI

私の住む●●(←地名）にはタクシー会社が一社しかなく独占企業状態。S社としよう。大きな会社だから駅にもS社の大量のタクシーが待機している。
バイト先でも飲んだ後タクシーで帰るお客さんが多いからS社に電話してタクシーを呼ぶわけだ。

しかし、独占というのは企業を腐敗させますな。
全員とは言わない。半分くらいと言っておくが運転手の態度が悪い。横柄極まりない輩に時々出くわす。

タクシーに乗る。こちらが行き先を告げる。そこで「わかりました。」とか何か応答するのが普通でしょう。しかーし、無言で発車。もしもーし、聞こえてますか～、と言いたくなる。お金を払ってタクシーを降りる。「ありがとうございました。」と言う運転手は2割かな。たまに「ありがとうございます」と言う運転手が非常にいい人に思える。が、それが当たり前だ。サービス業でしょ？逆にこっちが「どうもありがとうございました！」と言ってみる。でも気付かない。ま、あいさつしないくらいは序の口で。
一度なんか遅くなって駅からタクシーを利用したのだけど途中で買いたいものがあったから丁重に「すいませんけど、そこのコンビニ寄ってもらえます？」と言ったのさ。そうするとジイさん運転手が何て言ったと思います？？

「ええ～、こっちも忙しいんでねえ。」

かっちーん。「じゃあ、いいです。」 と私。

苦情電話しようかと思ったけど年寄りだったから見逃してやったわ。
ていうか会社自体に苦情電話多いと思うよ、あの態度じゃ。それでも改善されないのは独占企業だから。バイト先からお客さんの為に電話でタクシー呼ぶときも電話の応対悪いことも結構あるし。でも、そこしかないから頼まざるを得ないのが現状だったのよ。

しかーし、いつまでも横暴がまかり通ると思うと大間違いだ！

昨日6人のビシッとスーツで決めた中年男性のグループがお客さんで来た。マスターに丁寧に挨拶している。
「実は私ども、今度この●●（←地名）で新しくタクシー会社を立ち上げることになりました▲▲と申します。」と。母体は大きな会社なんだけど私の住む町に新しく営業所を設けるとのこと。

で、その後はお客さんとして飲めや歌えやだったんだけども、どういうタクシー会社を目指しているかなどもお話してくれた。サービス業の原点に返って、お客様に喜んでいただける・・・うんたらかんたら。でも皆さん、感じいい方ばかり。マジメに私は嬉しい。私も「この日を待ってました。」「これから是非、利用させていただきます。」と調子こいて一緒に飲ませていただきました。稼動は12月からだそう。忘年会シーズンでタクシーも忙しくなる時期だ。S社め、君たちの傲慢もあと少しだ。。。あ、本当たまにイイおっちゃんもいたんだけどね。でも、朱に交われば何とやらですわ。企業努力のない会社は廃れて行くのよ。それか焦ってサービス向上に向け社員教育をし直すのか？

昨日来た6人は社長、副社長など含む幹部の方々だったのだけども皆さん、気さくでいい方って感じでしたわ。私に「うちで働いてくれませんか？」と言って来ましたが？運転手？かと思いきやタクシー会社のコールセンターの仕事のお誘いでした。手取り足取り教えますから、と。正社員でぜひ入って下さい、と言われましたがお給料聞いたら・・・さすが●●（←地名）だ。安過ぎる。それじゃ生活できませんわ。家から近いのだけは魅力だけど。。。。利用客に徹します。