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カテゴリ:つれづれ
毎回言ってますが、日が空いてしまいました。
3月はいろいろな意味で落ち着かない日々でした。 会社では派遣社員さんたち含め3月末で会社を去る人々、4月からの新体制に向けて準備などで慌しくしている社員たちが同じ空間で仕事をしているという何とも言えない重苦しさがありました。 私の部署の派遣の方たちも皆さん、今日が最後の出勤日となりました。 終業時間10分前にチーム全員が集合して本日で最後の4名に社員それぞれから労いのひと言。4人の社員の中で私が最後に言葉を述べたのですが・・・。歳のせいか涙腺弱くなって若干、涙声になってしまいました。 皆、3月に入ってからはそれぞれ就職活動していましたが話を聞くとホントに仕事ないそうです。以前は派遣会社と言えば「登録どんどんお願いします」って感じだったんだけど今は年齢・職歴をさらっとネットから入力しただけで適正が合わないと判断されてしまい本登録にさえ辿り着けないケースもあるそう。ある中規模の派遣会社は以前なら常時300件くらいあった仕事が今は40件に激減したらしい。 私も今の会社は派遣社員でスタートし今でこそ社員になっているけども時期が時期なら職を失っていたわけで他人事とは思えません。 今日辞めた4人のうち1人しか次の仕事が決まっていない状況。。。。なんだかな~。 実は正社員でさえ、この3月で実質的なリストラで10名以上が退職となりました。社員と言えども安心ではないわけです。 話は変わりますが、来月中旬にうちの両親が神奈川に来ます。両親は関東に足を踏み入れるのはおそらく初めて・・・。 と言っても私に会いに来るわけではなく、伊豆・箱根への旅行目的で。 数年前から旅行貯金というものをしているらしく一定の金額が貯まると同じように旅行貯金をしている友達夫婦と4人で国内旅行を楽しんでいるわけです。 もう4回目くらいじゃないかな。 両親ともとっくに60を過ぎていますが、こうやって二人で旅行なんて何だか不思議ですわ。 職人気質で血の気が多く、気が短くすぐに怒り出す父。ホントに自己中の男だった。それが不満で愚痴ばかりの母は私や兄に「あんたたちが独立したら離婚する」としょっちゅう言っておりました。実際にプチ家出したことも何度かあるし。私も離婚すればいいじゃん、くらいに思っていた。そして私も兄も家を出て両親の親たち(私から見て双方の祖父母)も皆亡くなり・・・。夫婦二人暮らしになり・・・。 そのうち兄が結婚して所帯を持ち孫が一人から二人になり・・・・孫の成長という夫婦共通の楽しみが増えて。なんだかんだと一緒にいる。 私もうちのと喧嘩はするしムカつくことも多々あるけど、冷静に考えて自分の父親の若いときに比べたら断然マシ。土佐男なので自分の意見を押し付けるとこはあるけど、私の味方ではいてくれるし、記念日などには嬉しいサプライズをして私を喜ばせようという気持ちがあるのも感じるし、いざというときは守ってくれるっていう安心感があるから。でも昔の父親は自分一番で母に何かしてあげようとかっていうことは全然なかった。 昔の人との違いかもしれないけど、私が母なら耐えられないようなひどい暴言を吐いていることもあった。母は「あんたたち子供がいたから我慢した」って言っていたけど、その子供たちがすっかりいい歳の大人になった今も一緒にいて、夫婦で旅行をしている。それはそれで私は嬉しいけど、夫婦っておもしろいなあと思うわけです。 数十年もの横暴を許すというような大げさなものでもなく、ひとつ屋根の下で同じ物を食べて二人にしかわからない話題(孫とか子供のことや近所の人のこととか)で他愛もない話をしているうちに腹立たしいことも水に流してしまえるのかもしれないですね。 夫婦だからわかる話題、言える話がどんどん増えると離れがたくなるのでしょうか。 そう考えると数年しか一緒にいない男女と何十年も一緒にいる男女を同等に夫婦と呼ぶのも違和感あるような気がします。 私も今後ケンカをして「別れたい!」って思うことがもちろんあるだろうけども、両親のように何十年か先に何か待っているのならと思い止まれるかもしれないな、と思う今日この頃。 話が大きくそれましたが、とにかく両親が箱根に来るのは来月で平日ですが有休とってご飯だけでも一緒に食べようと思っております。 こうやって遠く離れて暮らしていると会えるのが年に1、2回。そう考えると、あと何回くらい親と会えるんだろうと切なくなるので会える時は会っておこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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