カテゴリ:シュタイナー
シュタイナー教育は、治癒教育でもある。
LD児やスペシャル・ニーズの子ども専門の シュタイナー学校もあるけど、 一般のシュタイナー学校でも、 その教育そのものが治癒の過程。 そんなシュタイナー学校には、普通教室にも、 LD児やスペシャル・ニーズの子どもたちが何人もいる。 オックスブリッジ(オックスフォード+ケンブリッジ)に 進学するような秀才も同じクラスで学ぶ。 私立であることから、 公立学校に適応できなかった子どもが、 いい学校を探し求めて、 シュタイナー学校にたどり着くケースも多い。 シュタイナー学校では、 LD、ディスレキシアなどの子どもには、 治癒オイリュトミストが専門についたり、 学習サポートの教員がつく。 他の一般の子どもと一緒に、 芸術活動や手仕事をすることも、彼らの治癒の一部。 一般の子どもたちが、LD児から学ぶことの意義も多い。 さて、今日から突然教え始めた7年生は難しいクラス。 というのも、クラスの半数をLD児が占める。 残りの半数は、平均レベルの学力の子どもたち。 手仕事や芸術活動をふんだんに取り入れて、 幾何を感じてもらおうと計画。 実際にこのクラスを教えたのは、今日が初めて。 だから、一人一人の子どもが抱える問題も、 まだ、私自身が観察しているところ。 もともと、他のメインレッスンが、 2週間後にスケジュールされていたので、 彼らと過ごす時間はたったの2週間。 その間に、私が彼らの中にどんな種を蒔くことが出来るか。 シュタイナー・カレッジで、 インゲン・シュナイダーと学んだ治癒教育を思い出しながら、 治癒教育のエクササイズなどをやろうかと考えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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