テーマ:★シュタイナー教育(259)
カテゴリ:シュタイナー
昨日、イギリス、ヨークシャーにあるキャンプヒル、
ボトン・ヴィレッジの友達から包みが届いた。 それは、ルドルフ・シュタイナー・カレッジの 2004年「古事記」の録画DVD。 待ちに待って、やっと手に入った。 RSC日本人プログラムで、毎年演ずる古事記。 その年は、例年に増してのビック・プロジェクトだった。 例年、ユーリズミストのヘルガが参加するのだけど、 その年はヘルガが来れないことに。 そんな!! ヘルガのいない古事記なんて!!! と思ったのだけど、 ディレクターのクリスチアーナは、 それを逆手にとった。 「ヘルガが来ないなら、 ヘルガに払う予定だった予算が浮いたはずよね。」 「じゃ、その予算で、好きなことやってやろうじゃないの。」 と、その予算がいくらなのかも知らないまま、 今まで思い描いていたプロジェクトに乗り出した。 彼女が、ずっと、やりたくて、 胸に思い描いていたこと・・・・。 それは、私の夫とのコラボレーション。 私の夫は、アーティスト。 ゲーテアヌムの劇場を始めとするいくつもの劇場で、 舞台芸術を作りあげてきた。 その夫が、 古事記の舞台セットを作り、照明をアートする。 普段、雀の涙ほどの予算で作り上げる演劇。 この年は、RSCにしてはとんでもない予算を、 夫につぎ込むことに。 3週間をかけて、創り上げた演劇は、すばらしかった。 夫も、その期間、 毎晩、深夜2時、3時の帰宅だった。 折りしも、その時、 私は長男を出産したばかり。 長男が、生後2週間から4週間くらいの間、 夫不在状態だった。 私の母がいたから、何とかのりきれたけれど。 残念ながら、この年で、 日本人プログラムは最後になってしまった。 この古事記は、私達夫婦にとっても RSCで過ごしたときに区切りをつける、 大きなイベントになった。 その映像が、今、やっと手元に。 まだ見てないのだけど、 それを見たとき、どんな思いがよぎるのだろう。 ちょっと、ドキドキしながら、 週末にでも見ようかと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月17日 23時49分54秒
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