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テーマ:ラテンだよ!全員集合!(251)
カテゴリ:ドミニカ共和国
ここドミニカ共和国は四国と九州を合わせたくらいの小さな国ですが、世界に名高いテキトー大国なのです。
先日、DELEスペイン語の試験)を受けたときもそのテキトーぶりを発揮。一応このテストはスペインのCERVANTESという「おスペイン語」の協会が全世界で行っているものです。 スペインもよくテキトーだという話を聞きますが、私が想像するに「ヨーロッパの中で」テキトーであっても、このドミニカ共和国には足元にも及ばないような気がします。 で、その試験。申し込みのときにもらったパンフレットによると、事前に受験票が送付されるとのこと。当然そんなものは送られてこなかった。というよりも、私は在ドミニカ共和国1年8ヶ月にして、いちどたりとも郵便配達員なるものを目撃したことがない!ぜひ、帰国までに見てみたいものです。 そして、1週間前に急に試験日の変更をしやがった。私はその電話を受け取ったときに「絶対これ連絡来てない人いるはず」と思ったら案の定、いた。 そして、試験日。受験者のチェックなし!受付もなし! 替え玉受験、がんがんOK! スピーキングのテスト。順番はじゃんけん! スピーキングのテストでどうやら試験官、試験のやり方がわかっていなかった。そこで私の友人「あの~、このテストってこういう風にするって書いてありますけど」と試験管に注意。 いやぁ~、笑える試験だった。 そして、これは友人のKちゃんの話。彼女はその辺のドミニカ人なんて足元にも及ばないすごい人です。私がテキトー検定3級なら彼女は初段!有段者だわ。 地方に住んでいる彼女。サントドミンゴ行きのバスに乗って私と待ち合わせ。 しばらく調子よくGUA GUA(バス)が飛ばしていると思ったら、ゴン!と衝撃が。 あ、バイクぶつかっている。 このとき、周りのドミニカ人。「AY DIOS!(ああ、神様)なんていいながら、特に確認もせずに死んだことにしていた。そして、当然のごとく何事もなかったかのようにバスは進む。乗客も早く目的地に着きたいので何も文句なし。 しばらくすると、血相をかえて追いかけてくるバイクが行く手を阻む。で、運転手に拳銃突きつけて「ひいたやつを病院に連れて行け!」とすごんでいる。 その間、乗客は・・・ぎゃーぎゃー笑ってる・・・。 いわく「どうせ、本当に打ちっこないよ」 で、もめた挙句病院に連れて行くから、と言うことでその拳銃男、引き下がる。が、本当に連れて行くはずもなく、そのままバス、激走。 ずいぶん走ってから運転手、警察に連れて行かれたらしい。 でも、みんな笑っていた。 日本じゃりっぱなひき逃げだと思うんだけど・・・。 私の友人にはいろいろ調査して統計を取っている人たちがいる。そんな人たちから聞いた話。 ドミニカ人は自分の年齢を知らない。でも、これは人のこと言えない。私も実年齢、よくわからなくなっている。都合が悪くなって忘れているんじゃなくて、この国に住んでいると年齢なんて本当に特に意味のないことなので、忘れてしまう。 話は戻って、忘れているのは年齢だけじゃない。 なんと、自分の子供が何人だったか、そして、子供の誕生日、挙句の果てには子供の名前も忘れている! す、すごい。さすがに子供の名前くらい覚えておけよ!と突っ込みたくなる。って言うか、自分の子供なんて呼んでんだろう?? いやぁ~、世の中、こんな国があってもいいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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