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テーマ:ラテンだよ!全員集合!(251)
カテゴリ:ラテン音楽
本日思いがけず世界遺産を体験。事の発端は昨日買った新聞EL CARIBE 木曜日のEL CARIBEには今週のイベントやお勧めレストランやBARが掲載されるので、たまに買ってチェックしている。
で、いつものように新聞かって読んでいると12月3日にサントドミンゴ北部のVILLA MELLAで伝統音楽のイベントがあるとのこと。もう、決定。行くべし。 昨日の晩、早速VILLA MELLAに関してネットで調べていた。そしたらですよ、そしたら!なんと、この地域の伝統音楽ってユネスコの「人類の口承及び無形遺産の傑作宣言」に指定されていたのです。 し、知らんかった。 まったくもってびっくりしまいした。でも、ここは是が非でも行かねば。 が、そういう日に限って行かなければならない会議が・・。主催者には失礼だけど、この会議、別に出なくてもいいような会議なのだけど、でも、行かなければならない。そこで、休憩時間のどさくさにまぎれて逃げることに。 30過ぎてもやっていることは今でも学生時代と変わりなし! 脱出成功。VILLA MELLAに到着。 めちゃめちゃローカル色炸裂。こういうの好きだ~。 で、早速食い物、食い物♪と思ってそれらしきところにいくと「これがVILLA MELLAの名物よ♪」と言われたものは・・・ 「内臓そのまんま」料理だった。う、これは食べられない・・。とがっかりしていると、その辺に居たドミニカ人男、「ご馳走するよ」・・す、すばらしい。 でついていったところは、「ここはなんだ??」的アート空間。そこでこれから出演するミュージシャンの方々とドミニカご飯を食べました。おもしろかった。 そして、いろいろな演奏や踊り。その内容はこちらを。 ドミニカ共和国の音楽と踊り とにかく、ドミニカ共和国におけるアフロ音楽のパワーを見せ付けられた一日だった。本当にこういうのは貴重だと思う。 こういった世界遺産級の伝統文化がこんな田舎の村で普通の人々によって普通に行われていることが、本当にすごいと思う。 以前メキシコのエルタヒンという遺跡の有名な村に居たときの話。そのエリアではVOLADORESというかなりアクロバッティックな宗教儀式が行われるのだけど、このVORADOLES,その見た目がすごいがために今じゃすっかり観光客用になってエルタヒンじゃなくてもメキシコシティーでもショーとして見ることができる。でも、その村でぼ~としていると、誰も居ないのにVOLADRESの儀式を始めた。多分見ていたのは私くらい。それも離れていたので彼らは私には気がついていなかったと思う。つまり、見せようとしてやっていたわけじゃない。 彼らは純粋に「自分たちのため」にその儀式をしたのだと思う。そのとき、「ああ、だから受け継がれていくんだな」と思った。観光目当て、つまりは金目当てになってしまったものは廃れていくと思う。 でも、今日聴いた音楽も踊りも誰もお金のためにはやっていない。純粋に好きでやっているように見えた。 だからすばらしい。だからすごい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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