CIELITO LINDO

本日もレシピＵＰでございます。まずはMAJARETE　ドミニカ共和国でよく食べられている超簡単デザート。英語ではコーンプディングと訳されていましたが、プディングと言うよりカスタードクリームに近いです。
レシピはこちら

これは本来はというか伝統的には生のとうもろこしを使うようです。今度そちらバージョンにも挑戦しようかなと思います。簡単なのでぜひお試しください。
ちなみにMAJARETEはドミニカ共和国独自のものではないようで、ご近所プエルトリコやキューバ、ベネズエラにもあります。でも、プエルトリコのものはコーンミールではなく、米粉を使ったもののようですね。メキシコにもスペイン同様のNATILLAと言うかなり似たものがありますが、NATILLAはコーンスターチを使って、ココナッツミルクはつかいません。こちらのほうが日本人の舌には合うかも。

ラテンアメリカの料理、とりわけデザートはスペインの影響が強いように思います。だからだいたいどのラテンアメリカのデザートも良く似ているんですよね。

今度は私の大好物！QUIPEです。 KIPEとも呼ばれます。これはブラジルやボリビアなんかではQUIBE（ KIBE）と呼ばれているもので、麦コロッケです。
も～、これがうまい！ビールにあう！・・ということでレシピはこちら

ラテンアメリカの料理はじつはアラブ料理の影響を受けていることが多いのです。これには２つ理由があって、１つはそのものずばりアラビア諸国からの移民が多いということ。もうひとつは、ラテンアメリカの多くはスペインの植民地だったわけですが、そのスペインそのものがアラビア諸国の影響をかなり受けているわけですよね。で、ラテンアメリカに移ってきたスペイン人の多くはスペイン南部のアンダルシア地方が多かったと言われています。この地方はとりわけアラブとの地縁がつよく、文化的影響も大きいのでそれがそのままラテンアメリカにも持ち込まれたわけですよね。

なのでラテンアメリカ人はアラブ人に似ている顔立ちの人が多いのですが、実際アラブ系の血が入っている人が多いんですよね。

話はこのQUIPEに戻りますが、これもアラブ（特にレバノンでしょうね）の影響を受けた・・というかほぼそのままの料理です。アラブ料理が大好物に私はこのQUIPEも大好きで、私の買い食いナンバー１ですね。

メキシコにはないので、最初これはなんでできているのか？？でしたが、小麦でつくるんですよね～。ドミニカ版ミンチカツみたいな感じですが、小麦なんですよ。もう、ビールだ！ビール!と言うことで今もQUIPEとビール片手に書いております。

今日はHumms（ひよこ豆のディップ）をクラッカーにのっけて、QUIPEとビール。うしし。でも、ほんと、アラビア料理ってなんでこ～んなにビールにあうのかしら？でも、本場じゃビールは飲めない・・・。

あ、QUIPEに使う小麦ですが日本でもブラジル食材を扱っているお店で手に入るようです。名前はキベ粉です。ネット販売しているお店もあるので手に入ったらぜひお試しを！簡単でおいしいですよ～。

最後はパスタ料理。って言ってもレシピと言うほどでもないのですが・・。
ドミニカ共和国で一般的なスパゲティーの作り方です。
さめても美味しいし、お弁当のおかずにもなりそうなスパゲティーです。
レシピはこちら

ちなみにこちらではスパゲティーは「ぶよんぶよん」したものしか食べません。
日本みたいに「アルデンテ」とか「コシがある」なんてものを麺類に求めていませんね。でも、けっこうこれってラテンアメリカどこでもそうですよね・・。
メキシコもそうです。

まだまだこれからもレシピＵＰしていきますので、よろしくお付き合いのほどをよろしくお願いしま～す。