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テーマ:ラテンだよ!全員集合!(251)
カテゴリ:日本語教師
サントドミンゴは今日も快晴。ここのところうちのにゃんこの発情期でうるさいのと(昨日の日記参照)、水不足で寝るのがすっかり夜明けになってしまっている私。
水不足と寝不足。関係あるのですよ。水がなくなり始めるのがお昼の2時かごろ。で、水が戻ってくるのが深夜2時か3時ごろ。・・ということで、シャワーを浴びたいので寝ずに待っているわけです。ま、どっちにしても私は完全夜型なので寝るのは遅いのだけど、やっぱりさっぱりして寝たいので遅くになってしまう。 なので、起きるのも当然遅い。そして今日も眠かった。ご飯食べたら更に眠くなり・・。でも、ここで寝たらブタになる!それに今日は「サントドミンゴ晴れ」←勝手に命名。家にいるのももったいない。この国にいられるのももう、2ヶ月を切っているし。 そこで「世界遺産探索」へ。 そう、サントドミンゴの旧市街は世界遺産に登録されているんですね。 これって意外と知られてません。それ以前に「サントドミンゴ?どこよ、それ?」って感じかもしれません。サントドミンゴはドミニカ共和国の首都、人口約200万人。これでもカリブエリア最大の「都会」でございます。 うちから旧市街へは歩いていける。旧市街へは私はたぶん在留日本人の中でナンバー1じゃないかというくらいよく行っている。 でも、考えたら写真全然とってないなぁ~ということで、世界遺産の写真でも撮るべ・・ということにした。楽天のほうはもう画像OUTなので、別HPで公開予定。そのうち準備できたらお知らせしますのでぜひ見てください。 しかし。歩いて世界遺産・・ってけっこう贅沢。 天気は良いし、写真写りも最高。旧市街ってこんなにきれいだったんだなぁ~と再発見。私は裏路地が大好き。なので京都に住んでいた頃もよくうろうろしていた。一瞬、サントドミンゴと京都がオーバーラップした。 両者は全然違うんだけど、「歴史」のある物だけがかもし出す雰囲気がなんともよく似ていた。 そう、ここサントドミンゴは「新アメリカ」最古の街なのです。 「新アメリカ」とはもちろんコロンブスの発見したアメリカのことです。 サントドミンゴの枕詞は「新アメリカ最古の・・」か「新アメリカで最初の・・」なのです。例えば、唯一の公立大学であるUASDは新アメリカ最古の大学。旧市街には「新アメリカ最古の病院」とか「教会」などがごろごろしているわけです。ま、だから世界遺産に登録されているのでしょう。 そんな旧市街。歩いていると、あ~、もうすぐ、ここに私はいなくなるんだな~・・と思うと心底しみじみしてしまった。 で、帰宅してメールチェックしたら去年に私の日本語コースを終了した生徒からメールが来ていた。彼はジャマイカ人なんだけど、ドミニカ共和国留学中。 メールを読んで再びしみじみ。 要約するとこんなことが書いてありました。 先生、元気にしていますか? 私は先生の日本語のコースで学べたことを本当に誇りに思っています。 私たちのクラスは頭も良くなかったし、いい生徒じゃなかったけど、先生はいつも私たちに愛情をもって接してくれました。そのことが本当にうれしかったです。~中略~ 先生がどこへ行っても幸せな人生を送れることを祈っています。 うわぁ~ん。感涙。 日本語を教えることは私にとって仕事であり、それで飯を食っている。でも、こういう言葉をもらうと本当にありがたいことだと思う。 どの仕事もそうだけど、日本語教師も外から見るより格段にきつい仕事でもある。でも、毎回「やってて良かった」と思う。そして、良かったと思えることを仕事にできて幸せだとも思う。 全てにおいて2年間。私のほうが学び、教わったと思う。 うちの母が私が日本語教師になった時、「教えるということは学ぶこと」と言っていたけど、まさにそのとおりだと思う。なので、私はまだまだ学びたりない!のです。 本当に思い起こしても楽しいことしか思い浮かばない。 タイトルのSANTO DOMINGO SIN TIとは DOBLE SENTIDO(ひとつの言葉に2つ意味がある)です。でも、解説はしません。←なんじゃ、そりゃ。 あと、少しでサントドミンゴともお別れ。 あなたの「ぽちっ」が明日の活力。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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