|
カテゴリ:メキシコ
近頃日本人の日本語が乱れている・・なんていわれているけど、確かに日本に戻ってきてテレビ見てたりすると「ん?今の日本語使い方おかしいぞ!」とつっこみたくなることは結構ある。なまじ日本語教師なんかやっていたからその辺は普通の人より多分厳しいのかもしれない。でも、一般的にこういう言葉の乱れってよく若者のせいにされるけど、実際にはけっこう中年世代でもおかしい人は結構いるのです。
ま、それはいいとして。 この「情けは人のためならず」というのも、けっこう「人に情けをかけるのはその人のためにならない」という解釈をしている人が多いとの事。 実際の解釈にしても、「人に情けをかけておくといつか自分にもその情けがめぐってくる」という、なんか「下心あります」的に私には思えていたのだけど、日本に帰ってきてからそうでもないのだなーと思うことがいくつかあった。 日本に帰ってから友人に助けてもらったことがいくつかあるのだけど、いずれのときも「あの時chamoyに助けてもらったから、そのお返しができてうれしいよ」なんて心優しい言葉をかけてもらったり。 親切と言えるほどの親切を人にしていたわけじゃないけど、「いつかその情けが自分にも戻ってくる」という下心ではなくて、純粋に人って何か頼まれて、自分ができることならやっぱり人の役に立ちたいって思うと思う。 ただ、それだけのことなのだけど、その「情」は思いもかけないところで帰ってきたりするものなのだなぁ・・と。 逆に「意地悪したら意地悪し返される」というのも、これまた事実。 こちらのほうも、最近感じちゃった・・。 やっぱり人には可能な限り親切に接するべき!なのですよね。 追記 補足 2001年に文化庁が実施した「国語に関する世論調査」という調査によると、この「情けは人のためならず」を「情けをかけることはその人のためにならないのでよくない」という間違った解答をした人が48・7%で、正しい回答をした人の47・2%より多かったそうです。 関係ないのだけど、同じ言葉でも誰が言うかによって変わるなーと思う今日この頃。なぜか、お義母さんのTU NO TE PREOCUPES(あなたは心配しなくてもいいのよ)という一言で本当に心配しなくてもいいような気になる。他の人が言ってもお義母さんほどの重みはないのですよ。 昨日、今日で身につけられるものじゃないけど、私ももっと言葉に重みがでる人になりたい・・と思う今日この頃。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[メキシコ] カテゴリの最新記事
|