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蜂にさされて一週間経ったというのに、今さら蜂に刺されたところが腫れてきました。病院に行ってろくに診もされずに塗り薬だけもらって帰ってきました。
さて、ケベック行きのバイクの後部座席。腰の下にある握り手か点前にあるベルトを持っていざ出発したのは良いのですが、慣れないヘルメットはクビにくる。バイクから落ちるのではないかという心配から、しっかり握っている手を伝わって肩はがっちがち。 途中、ガソリンを入れるためにスタンドに寄る。そこに行き着くまでにまずは高速道路、これは本当にフリーウェイで料金は無料。そこから少し外れて入ったところでのスタンドは、なんとも素朴なところでした。ケベック行きの道はセントローレンス川という川沿いの道を行きました。ナターシャいわくこの道は、かわいくて田舎できっと私が好きな道だということでした。ガソリンを入れる間、ヘルメットを抜いでリラックスしていると、あたり一面に日本のタンポポの種よりもう一回り大きな種がフワフワと漂っていました。それがまたこの素朴な雰囲気とこの綿のような種が宙に舞っている様は、一種映画のようでした。 そしてここから徐々に私はバイクに慣れていくのでした。マーティンとナターシャにそれぞれアドバイスを受け、腰でバイクに乗ることを覚えると両手を離してドライブ再開。鳥になったように後部座席で羽根を広げ、行きかう対向のバイクには手を振り。ファインダーは覗けないけれど、カメラのシャッターをきり、バイクの旅を楽しみました。 途中、休憩をしに砂利の駐車場しかないこじんまりとしたお店に着くと、缶ジュースとプーチンという食べ物を口にしました。ふたりは意味深でしたが理由はプーチンというものが、ジャンキーな食べ物でマーティンには信じられない食べ物なのだそうです。 フライドポテトに白いチーズ、このチーズの名前は忘れましたがモッツァレラチーズのような味ででも歯ごたえがあり、キュッキュという食感のチーズです、そこに甘辛いような日本式に言えばあんかけがかかっているのです。 私にはとてもジャンキーなものには思えないのですが、マーティンにはこんなものを食べるなんて、とにかく信じられない、と。フライドポテトはフライドポテト、白いチーズは白いチーズでそれぞれ好きだけれど、このふたつを足してしかもあんかけをするなんて、こんなおかしなもの、こおんなジャンキーなものありえない、のだそうです。 いずれにしろこれがこの日のランチです。その後ふたりは私の時差ぼけを懸念してお昼寝タイムを作ってくれました。このお昼寝タイムのハプニングはすずめをもう少し大きくしたくらいの鳥が、私の顔を蹴飛ばしていったことでしょうか。 しかし、この道を走っていきながら気づくのはここはいったいどこなんだろう、ということ。 セントローレンス川には大きな船が行きかいます。小さいころテレビで観たミシシッピー川を彷彿とさせます。まばらにある家々は大草原の小さな家の雰囲気に似ています。 私は2-300年くらい昔のアメリカにタイムスリップしたような感覚に襲われました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月14日 22時00分30秒
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