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テーマ:今日の健康状態は?(10617)
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セレンには抗酸化作用があり、ビタミンEとともに働いて効果を増 しビタミンE欠乏の悪影響を防ぐ効果を持つとされている。生体防 御に重要なグルタチオンペルオキシダーゼに含まれ、体の抗酸化 システムの中で重要な位置を占めている。その抗酸化力により、が んや心臓病の予防効果の可能性に関心が集まり、サプリメントとし て利用されている物質だ。 セレン摂取量の少ない人にがんの発症が多いとの研究結果や セレン摂取量の少ない人にセレンのサプリメントを投与するとガン の発症率が低下するという試験結果の報告がある。日本人のセ ン摂取量は平均で100マイグラクロムといわれており、その倍の2 00までの摂取なら、健康被害は発生しないといわれている。 セレンは魚介類や野菜、肉類に含まれてるが、野菜肉類における 含有量は、土壌や飼料に含まれる量に依存している。中国の風土 病で心筋障害を起こす克山病は、発生地域の土壌中のセレンが少 ないことが原因であるとされている。 (名古屋文理大学健康生活学部教授・清水俊雄) http://dondon.in/affiliate/dondon.html?aid=1554
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Last updated
2011.02.25 01:06:26
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