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February 19, 2006
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テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:闘病日記
2ヶ月ぶりの親子3人での我が家。

1週間前に1人で一時帰宅したときとは、部屋の雰囲気が全然ちがいます。

息子は最初は「?」という感じでしたが、ベビーサークルやジム等大きすぎて病室には持っていけなかったおもちゃたちを見て何かを思い出した様子。

元気よく楽しそうに遊んでいます。

「病院も悪くないよ」と自分に言い聞かせ、半ば自分でも本気で信じていましたが、やっぱり自宅の方がいいなぁと思います。

騒いでもへっちゃらだし、お昼寝を邪魔されることもない。
行動範囲も1x2mのベットと、20帖のリビングでは自由度も全然違う。

そして何より、息子のご飯を私が作ってあげることができます。
たいしたことない料理なのに、いつもよりたくさん食べてくれてうれしい。

私自身も、広くてきれいなおふろに好きなだけ入ることができるし(病院では狭いお風呂に着替えなど込みで15分だけ。シャワーのみ可!)。
広いベットで手足を伸ばして寝ることができる(病院では1x2mのベットに添い寝。横幅が狭くって朝起きると柵のあとが腕についていることも度々)。
そして「好きな時間にお茶やお菓子をお気に入りの食器で楽しむ」というなんでもないことが、いちいちうれしい。
久々に食卓で食事をすることもできました。(いつもはベット脇の簡易テーブルでかき込むように食べてます。)

ではさぞかし幸福感でいっぱいかというと、そうでもなく。

家に3人でいると、入院前の日々が思い出されます。
そして昨年末に封じたはずの「何故もっと早く病院に行かなかったのか」という自責の念が再度わいてきて、自分を輪切りにしたいような思いにかられます。

自宅にもどって再認識する、病院での不自然で不自由な日々。

私は早期発見のチャンスを逃した愚かな母なので、そんな日々を送るのは仕方ないのですが、息子がどうしてこんな目にあわなければならないのか、わかりません。
何も悪いことをしていないのに、何故こんな病気に?とやるせない気持ちでいっぱいです。

とはいっても、事故や犯罪で命を奪われるよりは理不尽な思いをしなくて済むし、最先端の治療が受けられる環境にいるということは幸運なこと。

もっと自宅にいたいけど、それでは治療ができない。治療ができなければ、腫瘍が大きくなってもっと苦しむことになる。だから、今夜病院に戻ろうね、と自分にも息子にも言い聞かせています。

一番怖いのは今回の治療(7月までの長期戦)が終わったあとの再発ですが、今それを考えていても仕方ない。

夫が言うように「再発はない」と信じ、主治医に言われたように「まずは今回の治療をやり遂げること」と目標にして、明日から(今夜から?)また病院生活を頑張ろうと思います。

ファイト!





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Last updated  February 19, 2006 02:31:56 PM
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