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November 19, 2006
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カテゴリ:職場復帰の準備
◆私のリハビリ

土曜日。

海外で生活している友人が急遽一時帰国することになり、奇跡的に連絡をとりあうことができて、名古屋駅で会いました。

実はこれ、私の初繁華街への外出。
翌日は息子を連れて実家訪問の予定だったし、人ごみに出かけるのは躊躇していたのですが、またとないチャンス!と思って、思い切って出かけました。

思ったより友人は元気で安心したし(向こうもそう思ったみたい)、充実したときが過ごせてうれしかったです。

出かける前は緊張したし、地下街を歩いている時にはどきどき。
長い間病院で生活していた自分は、町並みと人々が華やかな町並みに気後れしてしまいました。
地下街を「刑期が終わって出所した囚人の人はこんな気分なんだろうか」と思いながら平静を装って歩いていました。

マリオットで待ち合わせして、51階の高島屋外商サロンでお茶しながらおしゃべりして、友人と一緒にデパ地下で買い物して、と入院していたときから考えると夢のような一時でした。

短時間だったのに、とても充実していて心から「楽しかった」と思えました。
そして「私はやっぱり、繁華街に出かけたり、友人に会ったり、買い物したりといったことが好き。」「出産直後も、入院中も、こういったことを封じられていたのがとてもストレスだったんだ。」と実感しました。

帰宅したら、夫が息子の食事もつくっていてくれてちょっと感激。


◆息子のリハビリ

日曜日。

息子と夫と家族3人で、私の実家を訪問しました。
退院後、病院以外に外出するのははじめてのことです。

息子は、車の中で寝ていたこともあって、到着直後は感激してよってくる私の祖父母を警戒してちょっと泣き、私の胸にうずくまっていました。

が、窓からの景色を見せたり、母が用意してくれていたおもちゃを見たりしているうちに打ち解け、あとは19時においとまするまで上機嫌で過ごしてくれました。

私の両親、祖父母、妹夫婦に、弟という大所帯で待ち構えてくれていて、息子は食事中も皆を見渡してものめずらしそうにしていました。

入院中、息子は移植前後に全く食事を受け付けなくなったり、はいはいもしなくなったりしていたのですが、その後順調に回復し、この日も食事をもりもり食べ、さかんに伝い歩きをして皆を喜ばせました。

私も食事の用意をしなくてよいし、皆に遊んでもらえて助かりました。

病院と自宅以外にも、世の中にはいろんな場所があるってことを思い出してくれたかな。
来週は夫の実家を訪問する予定です。






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Last updated  November 21, 2006 09:30:20 PM
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