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火曜日、子供を母と妹に預けて、職場に行ってきました。

インフルエンザ予防接種が無料で受けられるので、それを口実に久々に職場の様子を観察し、所属長に子供の入院の報告と、「辞める気ありません」をアピールにいったのです。

時間に余裕を持って準備をはじめたはずなのに、久々の出勤準備は予想以上にどたばた。
スーツが入るかどうか不安だったり（なんとかぎりぎりＯＫ）、持ち物が決まらなかったりして（筆記用具を忘れそうになった）、メイクに迷う時間もなく、あたふたと出かけました。

病院では、メイクすると浮いちゃうし、ユニクロのカットソーパンツにＴシャツが定番だったんです。かさばらないし、すぐに乾くから、汚れてもすぐに洗えて便利、ってことで付き添い母のほぼユニフォームみたいなもの。よく人とおそろいになってました。

地下鉄でまず感じたのは足腰の衰え。
妊娠前はエレベータを高速でずかずかと歩いていた（パソコンと資料など重い荷物を持ちながら、小走り程度のすんごいスピードで）のですが、ながーーいエレベータを見たとたん「歩くなんて絶対無理！」と感じ、おとなしく立ち止まってのりました。

乗換えを間違える（無意識のうちにかつてのお客様Ｔ市方向に乗っていた）などアクシデントはありましたが、あっという間に事業所のある駅に到着。
心理的には職場をとても遠く感じていたのですが、物理的にはこんなに近かったのねって感じでした。

おしゃれなカフェが新しくできたりしていましたが、基本的には街の雰囲気は変わらず。
なつかしさと共に、「ああ、私、戻ってこれたんだ」とスーツ着てこの街を歩いている自分に感動。厳密には復帰が決まったわけじゃないので「戻ってこれるんだ」なんですが、病院内の生活とは世界が違いすぎて、でも再びこの地に立つことができて、うれしさのあまり涙がこみ上げそうになってしまいました。

インフルエンザ予防接種の会場の会議室に入ると見知った顔がちらほら。
そんなに親しかったわけじゃないおじ様達にも「お、久しぶり」などとすぐに声をかけてもらえたのもうれしい。

久々の旧姓記入（職場では旧姓を使っています）にどきどきしたり、問診表で「アレルギーはありますか？」等の質問につい息子のことを答えようとしてしまったりして、いちいち「ああ頭を切り替えなければ」と認識。

予防接種の会場はとてもスムーズに運営されていたのに、スタッフの方が「あそこで人が溜まっちゃうことがあるから、明日はこうしよう」等改善策を話し合っていたのに感動しました。
ああ、これでこそわが社（っていうか民間企業？）。病院のスタッフの人たちも、こういう精神をほんのちょっとでいいから入れてやりたいわ。

その後、上司や師匠（メンターみたいな人）同僚など話したかった人は全て順調に捕まえれて、同期とお茶して帰ってきました。
行く前は「職場の雰囲気ががらりと変わってたらどうしよう」とか「邪険にされたらどうしよう」とか不安で、直前に「やっぱりやめようかなぁ」等と言っていたのですが、皆以前と変わらずあたたかく接してくれて本当にうれしかったです。
「本当に職場復帰できるのか」と自信喪失ぎみだったのですが、「そりゃ当然復帰するでしょう。」と以前の私に戻れました。

うれしくってついつい長居しちゃいました。皆さんお仕事中だったのにすみません。
予定時間は大幅にオーバー。帰宅後妹の車で保育園を回る予定だったのですが、来週に延期になりました。

きっと本格的に復帰したら、理不尽なことやしなくてよい苦労もあるのでしょうが、あの日、地下鉄を降りた時に感じたあの感動を忘れずに、頑張ろうと思います。

さあ、保育園の面接、がんばるぞ。

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それにしても注射、意外と痛かった。こんなんで痛がってたことが息子にばれたら怒られちゃうと思いながら、刺される直前は身構えちゃいました。
そして、注射の跡、まだ腫れているような違和感が。今年のはこんなもんなんですかねぇ？