テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:旅行
ちょっと疲れたからマッサージにでも行きたいねと昨夜から話していた私たち。
台湾=足ツボというイメージですが、掲示板などでは有名店ほど「漢方のセールスがしつこかった」とか「セクハラまがいの被害にあった」とか、あまり印象がよくありません。 でもなんとなく直感でここは大丈夫そうと思い、JALがくれた冊子(これ、地図も詳細で結構使える。軽いのもGood)に載っていた知足健康中心へ行ってきました。 場所は台北駅からすぐ。宿泊しているホテルにも近いのです。 予約が必要かと思いましたが、電話で上手く意思疎通する自信がなく、直接店舗へGo。 40分後なら大丈夫と言われたので、一旦ホテルへ荷物を置きに戻りました。 部屋で一休みしていると、バスに乗ったときに行方不明になった5元コインがポトリと私のベッド上に出現しました。 「うわぁ!本当にイリュージョンだった!」と盛り上がります。 どうも共有の荷物入れ袋に落ちていた様子です。 再び足ツボマッサージへ。 ガイドブックに載っていなかった30分500元(約1500円)のコースをリクエスト。 最初に足湯のサービスがありました。 私の担当は日本人女性のスタッフで、はいてきたジーンズを膝ぐらいまであげたいとのこと。 え、こんなに短いコースなのに、膝まで?と思いながら指示に従います。 結構強めに押されながら、マッサージスタート。5分ぐらい経ったところで、カーテン越しに友人Iが「あなたツボ堅いから、延長した方がいい」と勧誘されています。 なるほどそういうことかと思っていると、私にも同様の勧誘が。 私たちは日本でもう10年以上マッサージを愛用しています。 「そりゃこういう風にそこを押せば痛いですわ」ということは経験上分かります。 やんわり断り、うとうととマッサージを楽しんでいると、マッサージは右足に移行。 明らかに先ほどとは異なる強さで、心地よく押してもらえました。 足の絵が書いてある紙に「ここが悪い」というところを赤鉛筆で書き入れてくれるのですが、もう自分の悪いところは十分分かっているので、「いいところで手をとめて記入するのは止めて欲しい」とは友人Iのコメント。私も同感でした。 でも、「足ツボマッサージってどんなの?」という日本人観光客には受けるのかも。 その後、お茶とキャンディーのサービスを受け、それ以上の勧誘を受けることなくお店を後にしました。 腕は決して悪くなく、体が軽くなりました。 さてさて、台湾最後の夜は台北駅のフードコートで夕食です。 台北の地下街は、どこも表記が分かりやすいのですが、台湾鉄道の管轄エリアになると表記方法が突然異なり、少々迷いました。 でもなんとか、台北車站2Fにある微風台北車站というフードコートに到着。 ここは台北随一と言われる大きなフードコートで、たくさんの飲食店が並んでいます。 独立した店舗や、こんな感じのフードコートが複数存在。清潔で「流行スポットです!」という感じのデザインです。 日本における「ラーメンスタジアム」や「餃子スタジアム」の様に、牛肉麺のスタジアム(?)や、今台湾で流行っているらしいカレースタジアム、各国料理のスタジアムなどが並んでいます。かなり迷います。 牛肉麺は日本におけるラーメンのように愛され、特色あるお店が乱立。台北市主催の(?)コンテストもあり、雑誌でもよく「おいしい牛肉麺のお店」が特集されているそうです。 壁にはこんな看板が。 スタジアムっぽいでしょ?見ているだけで楽しくなります。 カレーの匂いに魅かれますが、ここでカレーなんぞを食べたら帰国してから後悔することは必須。迷った挙句、私たちは台湾夜市のコーナーを選択しました。 私は台南の郷土料理のお店で豪華な定食を。これで168元(約500円)とお値打ちです。 台湾の若い子に人気があるお店だったし、台南は私が愛する郭源治(中日のピッチャー。愛称は"踊る守護郭源治"。名古屋で台湾料理のお店もやっています)の出身地なのでリスペクトして選びました。 私が第六感とアホな理由でメニューを選んでいると、友人Iもお店を決めました。 鶏肉の煮込みがメインなヘルシーそうなお店。私が付き添って、野菜がたくさん入ったメニューを注文すると「品切れだ」と言われてしまいました。 「じゃあ」と友人Iが選んだのがこれ。豚の血ともち米のにごりのスープです。 この選択には、私だけじゃなくって、お店のお姉さんも仰天。 私が「ちょっとこれ、血のにごりだよ大丈夫?」と聞くと、「いいの食べてみたいの」と友人I。そういえば彼女は生のレバーとかが好きなのでした。大丈夫かな。 心配そうに私の顔を見て確認する店員さん。 まあチャレンジ精神は大切だよねということで、「いいです、これを単品で」と注文しました。 食べてみたら、案の定・・・・私は苦手な味。 でも友人Iには「大丈夫」な味のようでした。 お店のお姉さんは心配そうにレンゲを動かす友人Iを見ています。 きっと彼女は、家族や同僚と「日本人がアレを注文したんだよ。食べれたのだろうか」と話すだろうね、ということで意見が一致しました。 私の豪華定食はどれもおいしい。ソーセージみたいなのにはおろしニンニクが添えられていて、何故か山葵しょうゆも付いてきました。謎の揚げ物は魚のすり身。揚げたてでおいしかったです。 担仔麺もおいしいのですが、やっぱり麺にコシがないんですよね。 さて、私はまだお腹に余裕があります。友人Iももう少しだけなら食べれるということなので、どうしても気になる牛肉麺スタジアムにはしご。 ここでは呼び込みが盛んで、ここでも散々迷った挙句、一番店員さんの感じがよく店頭に生麺がディスプレイしてあった向かって一番左のお店を選びました。 これは、店員さんおすすめの「半肉半筋104元」。麺にコシがちゃーんとあって、お肉はほろほろに煮込んであって、とてもおいしかったです。ああ、ようやくコシのある麺が食べられました!あきらめなくてよかった。 前回台湾に来た時に買い食いして「おいしい!」と感動した少し前の牛肉面フェスティバルで優勝したとかいうお店の葱油餅も購入(写真左端)。しかしこれは大はずれ。お店で買ったのとは似ても似つかぬ物でした。残念。 しかし、友人Iは本当に小食。北京に行った時には「北京ダッグを食べたら胃がもたれて3日間ほとんど食事を取らなかった」そう。 今夜の2回の食事も、 ・1回目は私の前には豪華定食で、Iは血のにごりのスープだけ。 ・2回目も、私は牛肉麺で、Iは葱油餅。 と、傍から見ると、友人Iが罰ゲームをうけているのか、私がとても意地悪をしているのかという様子でした。居合わせた台北の皆さん、違いますからねー。 ちなみに、フードコートでは飲み物の販売を見かけません。コンビニ(駅の1階にもあります)などで、事前に飲み物を買って持ち込むとよいと思います。 また、注文した料理が出来上がると、お店の上部にあるディスプレイにレシートの下3桁が表示されます。レシートを見せて受け取る方式。 店員さん達は、英語も日本語もNGでしたが、身振り手振りで親切にしてくれました。レシートに○をつけてくれたので、「なるほど」と即理解。 しかし友人Iは「理解していない」と思われたのか、葱油餅が出来上がると「ほら、あんたの出来たよ!」とすごい勢いで呼んでくれたそうです。 ちなみにこのレシート、消費税(?)の公平な普及を目指しているとかで、懸賞機能あり。 このID番号をクジにして、年に6回抽選があるそうです。 一等はなんと200万元(約600万円!)!! 次回の発表は1/25で、ホームページで当選番号を確認できます。 http://invoice.etax.nat.gov.tw/ 街のあちこちにある回収BOXに入れておくと、当選した場合貧しい人々に寄付されるとか。 私は旅の記録が欲しかったので持ち帰りましたが、「レシートいらない。捨てちゃう」という方は、旅の最後に寄付していくとよいと思います。回収BOXは空港の搭乗ゲート付近にもあります。 さて、いよいよ明日が最終日。 ホテルは12時にチェックアウトで、ツアーのお迎えが13:15。 途中免税品店によってから、空港まで送ってもらいます。 3泊4日の旅ですが、事実上4日目はおまけみたいなもの。 うすーい内容となるはずの一日ですが、ハプニング満載で印象深い一日となりました。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 14, 2009 07:35:11 PM
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