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February 16, 2009
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テーマ:京都。(6100)
カテゴリ:旅行
誰かのエッセイで「叡山電鉄に乗って本屋巡りに行くのが、京都文系女子の休日の定番」と読んだことがある。

左京区にはこだわりの本屋さんがたくさんあって、その総本山的お店が恵文社一乗寺店らしい。

叡山電鉄を一乗寺駅で降り、ランチが食べられそうなお店を探しながら、街をふらふらしていると、ひときわオシャレなお店が目に入った。ここが恵文社一乗寺店らしい。
店内に入ると圧倒された。本のセレクトもセンスよいし、商品量も豊富。
雑貨コーナーもあって、「京都で活動している雑貨アーティストさんは、ここに商品を置いてもらうのが目標なんだろうな」という充実っぷり。
お客さんは女性も男性も皆おしゃれで、鞍馬寺から降りてきた私たちは「どこの山猿が迷い込んだのだ」という感じであった。

一乗寺を含む左京区は、京都の中ではちょっと異色で、アート系の人や移住組が多いらしい。
初日に買った地元情報誌によると、『ぼくは猟師になった』の作者さん(京大出身で会社員兼猟師さん)や、『このようなやり方で300年の人生を生きていく』なんかを出版している「キョートット出版」の創設者さん、型染め作家 関美穂子さん、などが住んでいるらしい。
農業のワークショップが行われたりしている様子。
ちょっと変わったお店も多くて、おもしろそうな街だなぁと思う。

恵文社一乗寺店は、正月かざりもセンスよかった。
正月飾り

このお店だけじゃなくって、どのお店もさりげなく正月かざりを飾っている。
P1050360.JPG

普通の中華料理屋さんもこの通り。
居酒屋飾

祇園の飾りは「粋」だったし、清水寺近辺の民家のものは「モダンで斬新(そうでないのもあったけど)」、一乗寺近辺は「さりげなくおしゃれ」という感じ。
お正月に京都に来るなら、こういうかざりを見るのも楽しい。
清水寺周辺では、大きなカメラを抱えて正月飾りの写真を撮りまくっている人もいた。

しかし、どのお店もやっていない。
お正月はゆっくり休みそうなお店ばかり。

この日は11:55から大食い選手権観戦という、重大な任務があるので、そうゆっくりもしていられない。
約2時間のこの番組を見るために、チェックアウト時間を2時間もずらしてもらっているのだ。

迷っていると、ラーメン横綱の看板が見えた。
電気がついていて、今日も営業しているらしい。
うーん。でもまたラーメンか。しかもこのお店は名古屋にもあるのだよねぇ。
そう言いながら迷っていると、店員のお姉様に「今ならテーブル席があいています」と感じよく招き入れられる。

流されてみたのだが、入って正解だった。
名古屋のお店よりもずっとおいしかったし、結果ホテルまでの道のりで営業しているお店はひとつもなかったのだ。
それに大人気店らしく、私たちがラーメンを食べている間に、お店は満席。行列までできていた。店員さんに感謝だ。

ちょっとだけ、京都で感じよく暮らすコツみたいなものを学んだ気になれた一日だった。

ほくほく気分でホテルに戻る。
TV欄で「大食い選手権」の放送があることは確認済み。しかし、そのチャンネルがTVに映らないのだ。フロントで聞いたら「この一帯は電波を受信できないのです」との答えが。えー部屋のチャンネル案内にはこのチャンネルも明記されているのに!

まあ、最初からご好意で無料で延長してもらっていたので、そういうことなら仕方ない。

妹から携帯にかかってきた「お姉ちゃん今うつったよ!テロップつきで!!」という報告を聞きつつ、鞍馬で買ってきたお餅を食べながら、部屋でまったりと過ごした。
部屋からは、大文字焼きの山と、カナート洛北の駐車場が見える。今日もカナート洛北は繁盛しているらしい。
「ちゃんとビデオとれているといいな」とう思いながら、私はのろのろと荷造りを始めた。

六波羅蜜寺でもらった稲穂と、八坂神社で買っただるまを丁寧にカバンにしまう。
今年一年、平和に過ごせるといいな。そう思った。

 

(おわり)

2月も中盤になってしまいました。明日からようやく身辺雑記が書けます。
誰に頼まれた訳でもないのに、宿題が終わった気分ですっきり。





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Last updated  February 16, 2009 03:19:23 PM
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