カテゴリ:旅行
最近、旅に出ると必ず地元スーパーに立ち寄ってしまう。食文化の違いをいろいろと観察するのが楽しのだ。
会津では2カ所のスーパーを見たのだけれど、見応えがあった。 まず、野菜コーナーには当たり前のように山菜が並んでいる。 1種類や2種類でなく、1カテゴリとして存在。 で、魚コーナーには「にしん」が多い。 私は太平洋側に住んでいるからか、にしんって、京都で「にしん蕎麦」を食べる時ぐらいしかお目にかからない。あとは「たまに昆布巻きの中に入ってるなー」ぐらいの認識。 でも会津に限らず、南東北(内陸部ばかりを巡った)ではあちこちのスーパーでにしんを見かけた。 多分、かつては交通の便が悪かったので、保存食として重宝されていたのでしょう。 で、新鮮なお刺身もスーパーに並ぶようになった今でも、習慣として好まれているのだと推測。 お総菜コーナーで「にしんの天ぷら」も発見しました。はじめて見ました。 さすが「田楽」のメニューを構成するだけのことはあります。 他には、宮城県のホタテがあることや、笹カマがあることに仙台との近さを感じました。 しかし、ホタテを殻付きのまま売っているということは、この辺りの奥様は皆ホタテを捌けるということですね。 約1ヶ月後(昨日だったりする)に、殻付きホタテ25枚と格闘をして、その事実にようやく気がつきました。私の住んでいる地域では、殻を1枚はがした状態で売られていることが多いです。ホタテの解体は結構大変です。 笹団子もあったりして、新潟県との近さも実感。 子供の日が近かったのですが、「ちまき」の形が想像外の形で驚きました。 細長いタイプが主流かと思っていました。これでは中華ちまきの形ではありませんか。 でも「ちまき 画像」で検索すると、この三角形のタイプもそう珍しい訳ではなさそうです。 知らなかったなー。 味噌コーナーは、やっぱり白みそばかり。白虎隊の名前を記したブランドもありました。 自宅へのお土産で「じゅうねん味噌」を購入。 じゅうねんは「エゴマ」のこと。α-リノレン酸が豊富で健康食品としても注目を集めているとか。野菜につけて食べるとおいしいそうです。 他には、麺コーナーが印象的。中華麺(ラーメン)が多くて、しかも4人前入りとかが主流でした。大家族が多いのか。会津若松から喜多方はすぐですしね。ラーメンを愛する土地柄なのでしょう。 翌日の朝食を付けなかったので、ついでにスーパーの「なつかしのおやつ」コーナーで調達。 でもレジのお姉さんに聞いたら、みそぱんは「あまり食べません」と正直に答えられてしまいました。甘食みたいな食感でした。 「ぬた大福」の「ぬた」は不明ですが、ずんだ餡のお餅でした。 この辺りでは、ずんだ・クルミ・ごま餡のお団子がポピュラーみたい。和菓子売り場はカラフルです。 「やっぱり遠くまで来ると、いろんな発見があるなぁ」と満足。 気分はフィールドワーカーです。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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