実家の猫クロちゃんが亡くなりました
実家で飼っていた猫クロ(18歳)が老衰で11日に亡くなりました。11日の朝5時に祖母に抱かれてなくなったそうです。苦しむこともなく最後は寝たきりの状態でした。偶然にも前日私はクロに会っていました。調子が悪いようでおばあちゃんのベットに寝たきりでしたが、眉間や、喉をなでると気持ち良さそうに目を細めていました。長生きしたしそろそろだめなのかなと思いました。翌日会社に行き、帰って来て、その足で夕飯の買出しと外食をし夜11時頃になってしまいました。帰ってみると祖母から電話がありクロがなくなったとのことでした。クロが赤ちゃんだった時、手のひらに乗るほど小さくて、うっすらとグレーで目は紺色と黄色でとってもかわいいネコでした。まだ乳離れできていなかったのに母猫が子育てを放棄し、どんどん兄弟猫達が死んで行き、祖母が見ていられないと、一匹だけ黒猫だったクロを家に連れてきました。哺乳瓶を抱えてミルクを飲む姿は本当にかわいくって、毎日毎日クロと過ごす時間が嬉しくて弟とクロを取り合っていました。スクスクおおきくなりこんなに長生きしてくれるなんて、そしてクロとお別れの日が来るなんて思っていなかった。そんな日々が思い出されてとっても悲しく涙が止まりませんでした。翌日会社の子に遅れるとメールして、朝実家に行きました。お線香をあげてから会社に行くとだいぶ落ち着きました。そして今日、祖母と一緒にクロを火葬してもらった所へ行きました。動物専門の火葬と墓地がある施設です。小さな骨壷に入ったクロは地下にある棚へ同じ月になくなった犬や猫ちゃんたちと一緒にいました。クロの写真をつぼの前におき、手を合わせました。1年間その棚のところに骨壷の状態で、保管してくれるとのことで、いつ来ても良いですよとのことでした。他の骨壷はかわいい籠に入って、造花に囲まれて写真が飾ってあったり骨壷専用の袋に入っていました。祖母はいてもたってもいられないようで、さっそく骨壷を入れる袋を買いました。1年後に共同墓地に入れるか、個別に保管するか決めることになるとのことですが、個別に保管は小さなロッカーに入れている状態で、ちょっとさびしい感じがして嫌な感じでした。祖母の希望は一緒にお墓に入ることですが、それがかなわないなら、共同墓地に入れてもらおうとのことでした。帰りに100円ショップでかわいい造花と籠を買いました。また来て今度はクロもかわいくしてあげるとのことでした。なんだかホッとして、明るい気持ちが戻ってきました。クロは人間で言うと100歳以上のおばあちゃん。おばあちゃんにかわいがられて、最後は大好きなおばあちゃんの腕の中で、きっと最後まで幸せにくらしたことと思います。きっと天国でもクロは幸せに楽しく暮らしていることでしょう。