テーマ:徒然日記(23474)
カテゴリ:to kill time
ここ一週間ほど、彼の希望によりお弁当を作っている。
一週目は、おにぎりとちょっとしたおかず。二週目に入ってからは、本格的なお弁当になった。 (どんなお弁当を作っているのか気になるという奇特な方は、コチラをご覧になってください) まだ眠たい体と頭を叩き起こして、お弁当作りに励む。今のところ、それほど苦ではない。 しかし、ミキコ(母)と同じようなことをするようになって、はじめて『母の有り難味』が分かった。 毎朝、洗濯された服を着て出掛け、帰ってくる頃には、温かい食事が既に出来て待っている。 掃除、洗濯、食事の支度、etc…。それらを母がするのは当然だ、当たり前だ、と思っていた。 物心ついてから、ずっとそう思い込んでいたけど、違うんだよね。 当たり前のことなんかじゃない。してもらって当然と思ってたけど、感謝しなくちゃいけなかったんだ。 「あれは、嫌だ」 「今から××するから、手伝えない」 「疲れているから、そんなこと出来ない。お母さんがしてよ」 自分のしたいことを優先させて、そんなことばかり言った。注意をされると、嫌な顔をした。 一丁前に要求はするくせに、してくれないことに散々文句を言った。手伝いもしなかったのに。 母がしてきた年月には遠く及ばないけど、実際に自分がしてみて、やっと分かった。その大変さが。 「最近、思うんだ。お母さんって毎日まいにち、大変なんだね」 「あらっ、やっと分かったんやね、お母さんの大変さが」 「自分でしてみて、その大変さが分かった。今まで、ありがと」 今は二人きりだから、そこまでではないけど、家族が増えたら、もっともっと仕事が増えるんだよね。 その時こそ、当時の母の大変さや苦労が、自分の身をもって分かるようになるんだろうな… 実際に自分で体験してみて、ほんの少しだけ分かった今だから、素直に言える言葉がある。 少し離れて暮らしみて、その有り難味を実感した今だからこそ、貴女に伝えておきたい言葉がある。 “お母さん。今まで、ごめんなさい。そして、ありがとうございます。 だいぶ遠回りをしてしまったけど、貴女のお陰で、私はここまで大きくなることが出来ました” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 28, 2007 10:32:54 AM
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