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February 28, 2007
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テーマ:徒然日記(23474)
カテゴリ:to kill time
ここ一週間ほど、彼の希望によりお弁当を作っている。
一週目は、おにぎりとちょっとしたおかず。二週目に入ってからは、本格的なお弁当になった。
(どんなお弁当を作っているのか気になるという奇特な方は、コチラをご覧になってください)

まだ眠たい体と頭を叩き起こして、お弁当作りに励む。今のところ、それほど苦ではない。
しかし、ミキコ(母)と同じようなことをするようになって、はじめて『母の有り難味』が分かった。
毎朝、洗濯された服を着て出掛け、帰ってくる頃には、温かい食事が既に出来て待っている。
掃除、洗濯、食事の支度、etc…。それらを母がするのは当然だ、当たり前だ、と思っていた。

物心ついてから、ずっとそう思い込んでいたけど、違うんだよね。
当たり前のことなんかじゃない。してもらって当然と思ってたけど、感謝しなくちゃいけなかったんだ。
「あれは、嫌だ」
「今から××するから、手伝えない」
「疲れているから、そんなこと出来ない。お母さんがしてよ」
自分のしたいことを優先させて、そんなことばかり言った。注意をされると、嫌な顔をした。
一丁前に要求はするくせに、してくれないことに散々文句を言った。手伝いもしなかったのに。
母がしてきた年月には遠く及ばないけど、実際に自分がしてみて、やっと分かった。その大変さが。


「最近、思うんだ。お母さんって毎日まいにち、大変なんだね」

「あらっ、やっと分かったんやね、お母さんの大変さが」

「自分でしてみて、その大変さが分かった。今まで、ありがと」


今は二人きりだから、そこまでではないけど、家族が増えたら、もっともっと仕事が増えるんだよね。
その時こそ、当時の母の大変さや苦労が、自分の身をもって分かるようになるんだろうな…
実際に自分で体験してみて、ほんの少しだけ分かった今だから、素直に言える言葉がある。
少し離れて暮らしみて、その有り難味を実感した今だからこそ、貴女に伝えておきたい言葉がある。

“お母さん。今まで、ごめんなさい。そして、ありがとうございます。
だいぶ遠回りをしてしまったけど、貴女のお陰で、私はここまで大きくなることが出来ました”





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Last updated  February 28, 2007 10:32:54 AM
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