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カテゴリ:北海道チーズ工房巡り
やってまいりました!三友牧場チーズ工房。
三友牧場は標津町から中標津方面へ走り、道道994号線との十字路を左折。 しばらく走ると大きな“三友牧場”看板が見えてきます。 三友さんとの初対面は、前職場にひょっこり現れたのが最初。 初めは分からなかったのですが、写真では何度もお顔を拝見していたので「どこかでお会いした事あるな・・・」と思い訪ねてみると、それが三友さんでした。 三友さんのチーズは、東京農大の小泉武夫先生が大好きで、もちろん私も何度も食べていたので、ちょっと感激しました。 その後何度か札幌でお会いする機会もあり、色々と話をさせて頂き、ようやく今回初訪問をする事ができました。 工房の中はとっても綺麗。 製造室も「狭いところだから」なんて謙遜をされていましたが、大きな作業場よりこぢんまりとして身動きがとりやすい工房は、室温管理が調節しやすく、また僅かなタイミングを逃さないためにも実は理にかなっています。 作っているチーズはハードタイプの「山のチーズ」そして小泉先生一押しのウォッシュタイプ「グラン・マ・チーズ」。 山のチーズは非常に綺麗な切り口で、メカニカルホール(製造ミスによる細かく四角い穴)やガスホール(発酵により膨らんだ丸い小さな穴)は一切ありません。 ホクホクとしていて食べ飽きしない味わいです。 グラン・マ・チーズは直径15cm程のチーズ。 ウォッシュタイプですが、やさしい味わい。 その場で食べさせてくれたものは「あんまり良くないから」と仰っていましたが、時間が経つにつれ、香りも開いてきて、ミルクの甘味を感じるとってもやさしい味わいでした。 パッケージのシールも可愛いです。こんなワンポイントも大切です。 他にも最近は、ピザチーズ(固めのモツァレラ)やカチョカバロも作っているようですが、 「今作っているカチョカバロはインチキだから」 なんて仰っていました。言いたい事は分かります・・・(日本でカチョカバロと売っているチーズはみんな“風”で本来の作り方ではありません)。 でも、三友さんの事ですから近い将来、イタリアと同じようなしっかりした味わいのカチョカバロを作ってくれる事を楽しみにしています! さて、話は前後しますが、工房の2階は屋根裏部屋になっていました。 とっても素敵なお部屋で、気持ちが良く、1日本を読んでいたくなるような雰囲気。 こちらはプライベートルームとのことなので、写真の掲載は止めましたが、窓から見える景色もとっても綺麗。 こんな可愛い置物あり、ちょっと異国情緒のあるお部屋です。 滞在時間は1時間ちょっと。とっても有意義なお話ができました。 私みたいな若輩者を温かく迎えてくれた三友夫妻に感謝いたします。 三友牧場のチーズは最近では東京でも手にはいるようになりました。 見かけましたらぜひ食べてみてください! 三友牧場チーズ工房 http://mitomo-cheese.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 20, 2008 10:21:50 PM
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