|
カテゴリ:北海道チーズ工房巡り
国道40号線をひたすら北上。豊富町役場を過ぎたちょっと先の道道を有明方面に右折。道はどんどん山奥に入っていくので、少々不安になりますが、そんな不安を吹き払うように「工房レティエ」さんの看板が見えてきます。
工房レティエさんは日本で最北端のチーズ工房。それだけでも訪ねる価値があります。 この道北には工房レティエさんを含めチーズ工房は3軒ありますが、皆酪農家さん。 「こんな北の寒い地域で酪農など上手くいくのか?」 と疑問に思っていましたが、この地についてそんな疑問は一気に払拭。 青々と生い茂った牧草地帯には牛がのんびり気持ちよさそうにしています。 聞くところによると、この地域では酪農家の約90%が放牧をしているとか! 「酪農王国」と呼ばれる十勝では確かに乳量は多いですが、放牧に出している農家はごく僅か。 「質より量」にこだわってしまった結果です。30年前はそれが正しいと思われていた時代の名残で、今では十勝でも放牧型に切り替える農家さんが増えています。 この道北地区では昔から放牧中心の酪農だそうで、工房レティエの久世さんも酪農に向いた地を求めて、30年前に入植されたそうです。 工房レティエさんでは、白カビをウォッシュした“リィシリ”、セミハードの“ヤムワッカ”、“レブン”、ハード系の“エベコロ”など多種のチーズを作っていて、店頭に行けば、セミハードのチーズで「※ラクレット」も作ってくれます。 工房レティエ http://page.freett.com/koubouletie/ ※ラクレットとは現在はチーズ名ですが、元々は料理の名前です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 11, 2008 10:03:17 PM
コメント(0) | コメントを書く
[北海道チーズ工房巡り] カテゴリの最新記事
|