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カテゴリ:北海道チーズ工房巡り
国道44号線を納沙布岬に向かい走ると左側に『小野寺牧場チーズ工房・酪舎』があります。
根室というとやはり“花咲カニ”が有名で漁業のイメージが強く、細長い半島で酪農など行われているのだろうかと半信半疑でしたが、何と国道沿いにはあちこちに牧場がありました。 現在は100軒近くまで減ってしまったそうですが、小野寺さんがはじめた事には150軒近くあったそうです。 小野寺牧場さんも広大な放牧地をもっていて、 「牛は放牧しているので、その間他の酪農家さんに比べて時間があるからチーズ作りができる」 と仰っていました。 小野寺さんはチーズを作り始めて10年ほどになりますが、今にたどり着くまで大変ご苦労をされた方。 チーズ作りが順調になると、酪農よりもチーズの販売に力を入れていく方が多い中、 「うちがチーズを作っているのは、牛を飼っているから。牛飼いができなくなるようになったらチーズを作っても面白くない」 とのこと。やはりこの方も職人です。 そんな小野寺さんの作るチーズは、セミハードタイプの『根室』、白カビタイプの『厚床』、ウォッシュタイプの『納沙布』3種類。 皆地元の地名が付いています。 フレッシュタイプも考えたそうですが、 「地元で販売を売る事を考えると、まだまだ消費が少ないので、できるだけ日持ちするチーズするを考えての事」 と、やはり地元に密着したチーズ作りを目指されていました。 「酪農ができる70くらいまでは続けたい」 と、仰っていましたが、70までと言わず、いつまでも頑張って頂きたいです! 小野寺さんのチーズは、地元のスーパーや、浜中町のレストランで購入する事ができます。 小野寺牧場チーズ工房・酪舎 http://www.fromagere-rakusya.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 1, 2008 10:33:19 AM
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