一度は諦めかけた近藤さんの訪問でしたが、東京へ戻る前日の今日！ようやく実現いたしました！
札幌から約４時間、往復で８時間！
お話しできたのは１時間半程度。
時間だけを考えると無駄なようにも思えますが、その１時間半の話の内容は「北海道チーズ工房巡り」で体験したすべてを集約する程、充実した時間でした。

近藤牧場チーズ工房はせたな町（旧瀬棚町）、国道２２９号線を走り、市街地に入り最初の信号を左折。

すると、こんな手造り看板が案内をしてくれます。

　

近藤さんはお会いしてビックリ！７１歳！！いまだに現役です。

日本の大学でで酪農を学ぶものの、限界を感じ酪農王国デンマークへ。
デンマークは小さな国ですが、酪農に関しては世界有数の国。
そこでしっかりと学び、帰国後チーズ作りを始めようとするも、当時（１９７０年代）はまだ小さな酪農家がチーズを造るなどと言う事は例が無く、最初の数年はかなりの苦労をされたとの事。

近藤さんのチーズはデンマークで学んできたハード、セミハードが中心。
みな、日本人好みの味わいで、私も好きです。
特にハードチーズの“セタルナイ”は私も好きなチーズの一つ。
その、セタルナイを帰り際に

「こんなんで良かったら、もってけ」

と結構な大きさの固まりをくださいました！嬉しい！！

しかし、さすがにお歳にはかなわないご様子。

「そろそろ引退かな」

との愚痴も・・・。

近藤さんのチーズは、札幌の道産チーズ専門店「チーズプリーズ北海道」で購入できます！
特別なチーズではありません。
でも、チーズ好きの方には一度お召し上がりいただきたい。
その味わいには北海道の“チーズの歴史”が詰まっています。
ぜひ、お試しあれ！

チーズプリーズ北海道
http://www.rakuten.co.jp/cheese-please/