|
カテゴリ:日常
昨日は、母と一緒に、福岡市の博多座へ行ってまいりました。 以前から、「博多座に行ってみたい。細雪が見たい」と言ってたので、 10日の夜にネットでチケットを調べてみたら、13日の4時の部に、5列目の席が空いてあることを発見!思わず予約をしてしまいました。今まで、舞台といえば、高校の修学旅行先の東京で見たミュージカル、12年前ロンドンで見た「オペラ座の怪人」ぐらいで、お芝居は観たことなかったんです。 「博多座:細雪」 直前に5列目の席が取れたので、席はガラガラか・・と思いきや、1回はほとんど満席状態。かなりご高齢のご婦人方が多かったです。 前から5列目だったので、役者さんのお顔もばっちり見えたんですが、さすが、皆さんお美しかったです。 次女の山本陽子さんの夫役の篠田三郎さん、今年で59歳らしいのですが、40歳といっても不思議じゃないほどの・・・・永遠に好青年のとっても若いお方でした。3女のお見合い相手役の元華族の御牧役をした橋爪淳さんは、なんだか「愛の群像」時代のヨン様に似ていたなぁ。。最近、日本のドラマには、70年代80年代に活躍していた俳優さんたちのお姿を見ないわ・・と思っていたら、皆さん、舞台に専念していらっしゃるんですね。最近の日本ドラマはコミック漫画からのドラマ化ばかりで、役者さんたちも、テレビに出るよりは舞台に出た方がやりがいがあるのでしょうか。 それにしても、和服の着こなしもとても素晴らしく、そして舞台装置の切り替えがお見事でした。 時代は昭和12年頃のお話し。大阪の問屋である本家の格式を守り、優雅に強く美しく生きていく四姉妹。韓国ドラマのようにこれといった波瀾万丈なことがあるのではないのですが、当時のゆったりとした生活、風情を楽しむ余裕があった古き良き時代の日本。姉妹それぞれが抱える問題、結婚、それぞれの歩む道・・・本家の没落や悲しい出来事がありながら、支え合う四姉妹の姿がとても美しかったです。 最後に、美しく舞い散る桜の中を歩む四人の姿が、日本女性の力強さを感じさせました。 とっても柔らかで、粋な大阪弁・・誰一人として間違えも詰まりもなく・・役者魂を感じました。 谷崎潤一郎氏の作品といえば、百恵ちゃん主演の映画「春琴抄」の映画をみただけなのです。この「細雪」・・じっくりと読んでみたいと思います。 お芝居の幕間には、お弁当!ってことで、博多座で購入したのですが、休憩時間が5時だったので、まだお腹空いてないわ~ってことで、そのまま家にお持ち帰り。 これが千円の幕の内弁当。安くて豪華でした! 博多座の前に川端商店街というアーケードがあって、時間があったので、ちょっとブラブラしていたら、 プチ・コリアというお店を発見。 韓国ドラマの屋台でのシーンで見かける韓国焼酎を発見。みんなそのまま飲んでいるので、大丈夫なのかしらん?と思っていたのだけど、 実際飲んでみたら、甘くて、お湯割り、ロックにしなくても、そのままグピグピ飲めちゃいました。写真の右にあるのは、キムチに入れる「魚のエキス」。キムチ作りにはまっている母なのです。 それと、母が昨年秋の韓国旅行で探し回ったけど見つからなかったというゴム手袋を購入。 これまた韓国ドラマでよく見かけていて、「ひじの長さまであって、とても良さそう~」と欲しがっていた品物。意外にも福岡で購入できて喜んでおりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月14日 16時29分31秒
[日常] カテゴリの最新記事
|