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新年のあいさつとして欠かせないのが年賀状。
電子メールやSNSなどで新年のあいさつを済ませる人も多いが、やはり年賀状の持つ改まった雰囲気は新年にふさわしいと、年賀状派もまだまだ多い。 そこで、送る相手に失礼のないよう、今一度“ビジネスシーンで年賀状を送る際に気をつけたいポイント”を確認しておこう。 まず押さえておきたいのが、ビジネス年賀状としてふさわしい、きちんとした印象を与える文面やデザインを選ぶこと。 たとえば賀詞は、「賀正」や「迎春」などの2文字のものは略語なので、目上の人に書くのは失礼にあたる。 尊敬の念を表して“謹”や“恭”の字が入った「謹賀新年」や「恭賀新年」を使うのがビジネスシーンではふさわしいだろう。 ちなみに、賀詞の横に「あけましておめでとうございます」というあいさつを書くのはNG! 身に覚えがあるという人は少なくないと思うが、これは賀詞と意味が重複してしまっているため正しくない。 またデザインやイラストは、相手に与える印象が悪くなってしまうため、あまりにも個性的で派手なものは避けた方が良いだろう。 次に意識したいのは、相手の情報を間違えのないようにすること。基本的なマナーだが、ここでミスがあれば、社会人としての基本的なスキルを問われてしまう。 宛名の漢字や住所、肩書き、社名に誤りがないか、念には念を入れて確認しよう。 言葉遣いや敬語の使い方にも注意したい。 喪中の人に「あけましておめでとう」や「謹賀新年」といった、お祝いの言葉を書いた年賀状を送るのはもってのほか。 「年始状」や「喪中見舞い」という形のあいさつ状を出すのが正しいマナー。 今年届いた喪中はがきを再度確認しておき、年始から粗相のないように気をつけよう。 最後に、いくらビジネス年賀状といえども、あまりにそっけないのはつまらない。 特に親しい人、来年の仕事につなげたい人には、誠意を見せたいところだ。 あまり私的すぎる内容を書くのも砕けすぎてしまうので、あいさつ文の横に手書きのメッセージをひとこと添えると良いだろう。 せっかく年賀状を書くのであれば、つまらないミスで印象をダウンさせてしまうことは避けたいもの。 マナーをきちんと守って、日頃の感謝の気持ちを伝えよう。 2015年12月16日(水)11時10分配信 ORICON STYLE お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.12.16 20:13:09
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