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(屏東 16日 中央社)先月20日の総統就任祝賀式で国歌を斉唱した南部・屏東県の「希望児童合唱団」が、7月20日に予定していた中国大陸・広州での合唱フェスティバルへの出演を取り消されていたことが分かった。
希望児童合唱団は、台湾原住民(先住民)パイワン族の小学生で構成され、式典では蔡英文総統が同族の血を引くこともあって、民族の古謡のメロディーを取り入れるなどしてアレンジされた国歌を披露。 その素晴らしい歌声に「これまでで最も聞き応えのある国歌」という称賛の声も聞かれた。 合唱団を率いる教師の呉聖穎さんによると、式典から約1週間後、出演取り消しの通知が主催者側から届いた。 呉さんは取り消しを懸念する声はあったが、式典での国歌斉唱は栄誉であり、後悔はしていないと強調。 8月に参加するハンガリーでのコンクールに全力で備えたいと語った。 これに対し、蔡総統は15日、自身のFacebook上で、自著「英派」の印税50万台湾元(約160万円)を合唱団の欧州遠征のために寄付すると表明。 さらに「子供たちの歌声を全世界に聴いてもらうため、力を出し合おう」と呼びかけた。 メールマガジン「台湾の声」2016.06.16から引用 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.06.17 20:04:40
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