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毎日感じたこと、時々は台湾のこと

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2016.08.13
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カテゴリ:カテゴリ未分類
7月30日、石垣島を初訪問した李登輝元総統が石垣空港から向かわれたのは、名蔵(なぐら)ダムの畔に建つ「台湾農業者入植顕頌(けんしょう)碑」だった。

戦前の1933年(昭和8年)、台湾の農業者が初めて石垣市名蔵に約100人、西表島に約50人が入植する。

石垣島ではパイン産業と水牛耕作という技術革新をもたらして農業に多大な貢献をしたことから、それを讃えて「台湾農業者入植顕頌碑」が建立された。

2012年8月10日、中山義隆・石垣市長ら建立を呼び掛けた地元関係者と台湾農業者の子孫など約100人が参加し、傍らに水牛の像も建
つ顕頌碑の除幕式が行われている。


この顕頌碑前で李元総統を待っていたのは、台湾からの移住者でつくる琉球華僑総会八重山分会(湯川永一会長)の皆さんだった。その多くは二世だ。

謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表らも参加した。


李元総統は
「戦中、戦後の石垣で台湾の人々の貢献は大きい。

 一人の台湾人として誇りを感じる。

 融和の象徴である碑が台湾と石垣島の友好の証として、歴史を伝えていくことを願う」

と挨拶され、石垣に移住された人々のご苦労をねぎらわれた。


琉球華僑総会八重山分会は8月1日、市内の「蓬莱閣」で李元総統の歓迎晩餐会を開いている。

このときの李元総統は終始、満面笑み。

とても気分がよさそうで「台湾万歳」や「沖縄万歳」という言葉も発するほどに上機嫌だった。

贈られた八重山特産のミンサー織の藍色に近い青色のワイシャツや、曾文惠夫人に贈られたミンサー織のバックもとても気に入った様子だった。


この席には、ドキュメンタリー映画「海の彼方」(海的彼端)の黄胤毓(こう・いんいく)監督や、映画に登場する移住一世の玉木玉代さんや、息子さんで琉球華僑総会八重山分会の副会長をつとめる玉木茂治氏、『八重山の台湾人』(南山舎、2004年)を著した松田良孝氏なども参加しており、この映画の紹介も行われた。


実は、台湾の中央通信社がこの映画の詳しい紹介を2回にわたって紹介している。

なぜか前編が8月6日、後編はそれより前の8月3日に掲載されている。


台湾の人々が石垣島や石炭採掘のために西表島に移住した歴史は、ほとんど知られていないと言ってよい。

そこに光をあてたのがドキュメンタリー映画「海の彼方」であり、李元総統の訪問だった。

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日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」平成28年(2016年)8月8日から転載





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最終更新日  2016.08.13 13:32:38
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