私(稲盛さん)がマスコミから汚名を着せられたとき、
「じつはこんなことがあって、大変な目に遭っているんです」と
擔雪(たんせつ)老師のところへ行ってお話しました。
老師は、第一声、こんなことをおっしゃったのです。
「それはしょうがありませんな。
稲盛さん、苦労するのは生きている証拠です。」
そして、次にこういうことをおっしゃった。
「災難に遭うのは、過去につくった業(ごう)が消えるときです。
稲盛さん、業が消えるんですから、喜ぶべきです。
今までどんな業をつくったかしらんが、
その程度のことで業が消えるなら
お祝いせんといかんことです」
言葉:「稲盛和夫の哲学」By 稲盛和夫さん
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