|
カテゴリ:試しにやってみよう(2)
☆お年寄りと付き合ってこそ、本当の大人になる。 ある種のお年寄り、あるいは重鎮と 知り合ったかどうかの差は大きいと思う。 はっきりいって、お年寄りから学ぶ知識なんてあまりありません。 だから、すごく面倒くさいはずです。でも、すごい財産になる。 僕の場合は、ひとつは礼儀、 もうひとつは、さらっとものをいうことを教えてもらいました。 岩波書店の社長の小林勇さんは、三十何歳かのときに、 人嫌いで知られていた幸田露伴とか志賀直哉といった、 ひとくせもふたくせもあるような人たちに 大変かわいがられたといいます。 だから彼は「じじい殺し」といわれたそうです。 それくらいかわいがられるには、懐に飛び込んでいって、 相手の要求に耳を傾け、かつ顔を立ててあげたからでしょう。 お年寄りとは、尊敬しながら付き合わないとダメです。 いうことがまちがっていても 「間違っていますよ」とビシッといってはダメ。 お年寄りは間違いも言うけど、 親が教えてくれないようなことを教えてくれる。 世の中の酸いも甘いも知っている彼らの、 ずる賢さも、いいかっこしいも含めて触れてみるのです。 お年寄りが十人いれば、それぞれに味がある。 この味は、六十歳以下の世代からは得難いものです。 ぜひともご賞味あれ。 ・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆ でも、あんまり付き合いたくないお年寄りも、正直言っています。 元銀行員。中小企業のオヤジ。元教師。 →ある種の職業に就いていた人は、 個人を出さないか、唯我独尊かどちらか。 少なくとも僕が付き合ったかぎりではそうです。 面白いのは、絵描きさん。 長生きだし、世の中をよくみているし。 俳句を作る人。テレビ関係にいた人もいい。 →世の中のいいも悪いも乗り越えた人がもつ魅力、 あるいは今だに乗り越えられずにジタバタしている魅力と いうのが彼らにはあります。 言葉:『人生くねくね道の歩き方』 BY 鷲田こやたさん 最後まで読んで下さってありがとう。 ーcherchemidiのアドレス帳ー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 31, 2011 08:47:55 PM
コメント(0) | コメントを書く
[試しにやってみよう(2)] カテゴリの最新記事
|