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カテゴリ:自然
人間には人それぞれに天分というものがある。 その天分をうまく使えばいい。 それを人はみな平等やというて、何でも同じようにしようとするから おかしくなる。 仕事の手順を組むのは、そのときの兄貴株。 「この仕事やったら、この人とか、この仕事やったら、こいつとか」 それで、その兄貴株が、仕切ったら、みんな文句を言わずに それについていったものです。 木を植えるのが、上手な人とか、枝を透(す)かすのが上手なものとか いろいろおりますわな。 それを上手につかわなければ、仕事は平等なんていうてたら できませんわ。 そういうことを兄貴分がよくわかっていて、うまく段取りをする。 そのほうがよっぽど、今よりずっと合理的で、人の力を生かせます。 一人で全部、何でもやらなくていいんです。 できることをやれば、みんなのためになるんですから。 他の仕事がうまくできなくても、これならできるということで 参加するし、また、そういう人がいないと困るんです。 「桜のいのち庭のこころ」 佐野籐右衛門さん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私はしばらく、心の本、啓発本ばかり読んでいました。 だけれども、その考えってほんとかな?って 思うようになりました。 証拠がほしかった。 現実的な。 それで、思いうかんだのが、 「歴史」「自然観察」そして「お年寄り」でした。 私は、この本にであって、すごい衝撃をうけました。 自然の中で生きている人のお話。 そこには、歴史があり、文化があり、山や桜や木と ともに生きている人の知恵や暮らしが 書かれています。 いろんなことに、応用できると思います。 私が、今まで読んできた本とは、まったく 異なる世界のありがたいお話が 描かれています。 ありがとう。 お年寄りに知恵をかりましょう。 読んでくださってありがとう。 ~cherchemidiのアドレス帳~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 1, 2011 06:30:32 PM
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