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カテゴリ:斉藤一人さん
今日は2009年1月6日です。 これから、今の日本の情勢、世界の情勢、経済情勢、 というものをお話します。 今、日本という国だけじゃなく、世界が不況です。 この不況は、百年に一度と言われています。 簡単に言うと、あと6年は続きます。 頭の中で、そう覚えておいてください。 それも、早くて6年です。 去年(2008年)1年が不況だったということを入れれば、 あと5年かもわかりません。 去年の前半までは景気が良かったのです。 だから、私が去年のはじめに、 『今年は未曾有の不況がくるよ。 4月から少しづつ姿を現すよ』と言った時は、 まだ、みんなもピンとこなかったと思います。 9月、10月あたりからハッキリと姿を現してきました。 ただ、まだこれは氷山の一角です。 本当の不況がくるのは、これからです。 昔とは場面が違うんです。 経済というものは、政治家が政策を打ち出したぐらいで、 なんとかなるようなものではないんです。 過去、アメリカで経済がすごくダメになったとき、 国が公共事業をむちゃくちゃ出して立ち直らせたという 事例があるんです。 今度もそういうことが起きるんじゃないかと 思っている人がいるかもしれませんが、 そういうのはもうすでに取り入れていて、やっているんです。 過去、アメリカで成功したのは、 それまでそういう政策をやっていなかったから。 だから成功したのです。 例えがよくないかもしれないけれど、 昔、こんな冗談を言いましたアフリカの原住民で、 薬も何も飲んだことのない人が仁丹を飲んだら 盲腸が治った、って。冗談ですよ。 だけど、それぐらい、薬って、 飲んだことのない人には効くんです。それと同じです。 もうすでに、日本も散々やっているのだから。 今までにない方法で、不況は直ります。 『経済に同じ現象は起きない』という法則があるんです。 例えば、関東大震災あとに土地の値段が下がって、 土地を買って大儲けした人がいっぱいいました。 平成になって阪神大震災がありましたよね。 震災が起きた、という点同じなんだけど、 経済では同じことが起きない。 神戸の土地の値段はもう下がらないんです。 だから、過去にあったような未曾有の不況はくるんです。 でも過去と同じやり方では不況は直らないのです。 そういう状態でこれからいろいろ模索します。 今の不況はなぜ、起きたのか それがわかれば、いいのです。 経済学者は、昔のこと、過去の事例を 研究するのが仕事なんです。 だから、学者さんは、前に起きたことしか わかりません。 そしてことが起きると、 『昔のあれに似ている』『これに似ている』と。 でも『これから先、どうしたらいいんですか?』と言うと、 みなさん喧々諤々いろいろ言っていますが、 『どうしたら直るか』は誰にもわからないのです。 ただ、私はどうしたらいいかを知っています。 不況がくること、その理由もわかっていました。 私の話を信じる人も信じない人もいるでしょう。 別に私はどちらでもいいんです。 ただ、みなさんだけには教えておきたいな、ということです。 答えは想像以上にシンプルです。 みなさんの予測が当たったり、当たらなかったりだと 思うのですが、それは経済だけを見ているからです。 私の場合、みなさんとは違うやり方だからわかるのです。 そこで、私のやり方を話します。 ただ、私が勝手にやっていることです。 『一人さんは、こういうふうにやっているんだ』 ということだけ、わかってくれれば十分です。 経済というものは、 経済だけで動いているのではないのです。 この世には、『神』という一つの秩序がある。 その神は内なる神ではなく、 宇宙の中心にいる大いなる存在です。 これも、神を信じる人と信じない人がいてね。 信じない人はそれでもかまわないんだけど....。 人類は大いなる存在の意思でで動く。 その意思にのっとって、人類は進歩するのです。 その歩み、意思を私は見ています。 だから、私は不況がくることもわかるんです。 直し方もわかります。 今までは暗黒の時代でした。 20世紀はアメリカの時代といわれていますが、 アメリカの国旗には星がありますよね。 星は夜に出る。 ということは暗黒の時代だったのです。 そういう時代には技術だけが優れているとか、 そういうことで勝てばよかったのです。 でも、今は夜明け前。 暗黒の時代の終わり、のはじまりです。 その時には、学ばなくてはならないことがあるのです。 その学びをみんなが終えたら朝日がのぼり不況が直ります。 それは、まさしく『日の丸』の時代、 日本の時代がくるのです。 はるか昔の暗黒の時代 はるか昔、人間は適当に群れ、適当な人数が集まって 部落をつくっていました。 そして部落同士、隣の部落を 襲ったりして人間を捕まえ、人を食べていました。 曼荼羅を見るとその様子が描いてあります。 曼荼羅というのは、人間の魂の成長過程を描いた絵です。 人間の魂は成長して最後に仏になるんです。 こういう時代のあと、今度はケンカの強い人が出てきて、 部落を統合していきました。争いを争いで制したのね。 そうやって、次々に強い人が出てきて、 一番強い人が出てきたときに一つの国になり、 法律というものができだいたい治まるんです。 日本の場合もそうでした。 なんのための学歴か、なんのためのエリートか....。 知るとガッカリします。 徳川家康が天下を統一した後、鎖国をしていたため 文明は止まってしまいました。 決して日本人の頭が止まったとか、 頭が悪かったのではありません。 でも、ヨーロッパとかに比べると文明が 全然違ってしまいました。 その結果、明治になって外国の書物を読める人が必要で 日本は学歴を重視したのです。 国民から成績優秀な人を選びました。 外国の本を翻訳できる人を探したのです。 日本の学校で教えている英語はホントに使えない。 中学、高校で6年もやれば喋れるようになるのに、 日本の英語教育では喋れないのです。 じゃあ、なぜ、 そんなものを教えたのかというと、 政府は国民を外国へやりたいとは思っていなかった。 文明は取り入れたい けれど、自由主義は持ち込まれたくなかったのです。 ともかく、明治の頃は進んでいる文明を取り入れるために エリートという人に光を当てました。 一方、エリートでない人はどうだったのか。 外国から取り入れた文献をもとにエリートの人が 『こういうものをつくろう』『ああしよう』とか決めて、 あとの人はマメに働けばよかったんです。 その時に絶対に 出されては困るのが個性だったんです。 同じものを大量に 作らなきゃいけない時に其々が個性をだしてたら できた商品もバラバラになってしまうからです。 そうやって 日本人は『世界に追いつけ、追いこせ』ってやって おかげさまで世界に追いついたのです。 アメリカやなんかがたくさん教えてくれたからですよね。 『個性の時代』も終わりました。 冷戦時代、アメリカは日本を味方につけてました。 ところが冷戦が終わると、 アメリカは日本をパートナーではなく ライバルとして見るようになりました。 それまで教えてくれていた 特許やなんかも教えてくれなくなり、 タダで使わせてくれてたものまで お金をとるようになったので、 日本は自分たちで考えなきゃいけなくなったのです。 それで急に『個性の時代』って言いだしたの。 誤解しないでくださいね。 私は『世の中には流れがあるんだよ』といってるだけで 『いけない』といってるのではないのです。 成長の過程にはそういう時期があるんだよ、って。 それで個性の時代には『個性、個性』と大騒ぎしていたのです。 『新しいもの』って個性的な人間しかつくれないから。 周りに『あの人、人間的に少しおかしいんじゃないか』 とか思われていても、 いいもの作ればよかった。 そういう時代があったのです。 だけど、今、すでに次の時代がきています。 それが『魂の時代』です。 これからの時代 『魂の時代』とは心の豊かさが重視される時代です。 もちろん、いまだに『学歴、学歴』といっている人もいます。 いるけれど、本当はそんなに必要ないの。 東大の試験でも、なんでも、答えが出ていないものは 試験にでない、という仕組みがあるの。 『問題を考えなさい』ではないのです。 試験では、必ず、 すでに答えが出ているものを書くようになってるの。 今、電子百科事典みたいのありますよね。 あれに、ほぼ、東大生の頭くらいの知識が入っています。 だから、別に大学を出ていなくても、電子辞書があれば、 ほぼ東大生10人ぐらいの情報が入っているから、 チョン、チョンってやれば出てくるんですよ。 もちろん、大学に行きたい人は行けばいいんですよ。 でも、これからは、どういう人が大切になってくるかと いうと、心の豊かさを持っている人なのです。 この時代に、まるかんが のんびりしていられる理由 福田さんが首相を辞めた時、 テレビではほぼ全員が文句を言っていました。 一国の首相が辞めるのだから、 『御苦労さまでした』とか、 言えばいいのになぁって思っていました。 少しは文句を言う人もいていいんですよ。 いてもいいのだけれど、誰一人して労わずに、 『まったくだらしない』って....。 マスコミの人もいろいろな事情があるんだろうけど。 でも、あなたがやったら、もっと立派にできるんですか? そんなこと言う前に、もっと大切なことがあるのです。 今まで、いろいろがんばってくれたことに感謝する。 この不況は心の豊かな人には関係ないのです。 神はいつも、苦しめようとしているのではないのです。 私たちに『わからせよう』としているだけのです。 私たち人間の魂の成長を助けているだけなのです。 そのことを、神の愛をわかっている人にとって、 この不況はなんの問題もありません。 有難いものに囲まれている。 それに気づけば、『○』がもらえます。 (2)につづく。 言葉:斎藤一人さん 最後まで読んで下さってありがとう。 ーcherchemidiのアドレス帳ー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 27, 2013 05:21:41 AM
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