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カテゴリ:初恋~深夏編~
「あっ、だっ、大丈夫ですか?」
慌ててわたしは男の子のところに駆け寄った。 「いって……」 頭を抑えながら男の子が顔を上げる。 ドクン。 ブルーのきれいな瞳。 えっ? 日本人じゃ……ない? 顔立ちがすらーっとしてて、はっきりしてる。 髪は……明るい茶色。 耳には大きなピアスが輝いている。 今まで、気に止めなかったタイプ……かな……? ドキドキドキ……。 心臓が暴れだす。 何なんだろ……? この子……。 引き付けられちゃう……。 吸い込まれそう……。 それに。 何だか……。 懐かしい感じがする……。 何でだろう……? 「あっ!」 突然その男の子が声を上げたんだ。 「えっ?」 何……? 男の子はわたしのことをじーっと見ている。 何なの……? 「もしかして……深夏……ちゃん……?」 >>>つづく ↑↑ランキングに参加しています☆ポチッと押して頂けるとやる気が出ます☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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