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カテゴリ:初恋~深夏編~
信じられなかった。
「深夏ちゃん? 分かってないかな?」 わたしの様子に気付いた先生はそう言った。 「えっ?」 「先週ドイツから帰ってきた潤よ」 先生が笑顔になる。 「うそぉ~!」 わたしはその場で絶叫したんだ。 あれからスティック片付けるのを手伝って、楽譜をもらって、飛び出してきちゃった。 先生が、久しぶりに話でもしたら? って言ってくれたんだけど……。 いいです……って言って、帰ってきちゃった……。 だって……。 まともに潤くんの顔なんて見れない。 話なんてできないよぉ……。 何話していいのかも分かんないし、息が詰まりそうだもん。 潤くん……。 どーしてあんなにもカッコよくなって帰ってくるの? そりゃー3才のころと比べちゃいけないけどさ……。 あれから13年も経ってるんだし……。 でも……。 でもっ! 変わりすぎだよぉ~。 >>>つづく ↑↑ランキングに参加しています☆ポチッと押して頂けるとやる気が出ます☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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